知らない間に固まっている...!転倒を予防する「足首ストレッチ」

リンパティック・ストレッチの考案者である前新マミさんに「年齢とともに硬くなる足首のストレッチ」を教えてもらいました。


リンパ体操とは
毎日激しい練習を重ねるバレリーナの疲れを早く取り、筋肉を蘇らせるメンテナンスのストレッチ。リンパの流れを促進して体の隅々まで巡らせ、体を修復・回復させて歪みを正すのが目的です。


「足首が硬いとつま先が上がりづらく、転倒につながります

知らない間に足首は固まっている

転倒して骨折すると高齢になるほど、元に戻るのに時間がかかったり、車いすが必要になるなど、生活の質に大きく影響します。

「骨折しないように」というのは、誰しも気を付けていることの一つではないでしょうか。

加齢とともに足が上がりづらくなる、歩幅が小さくなるなど、知らず知らずの間につまずきやすい体になっています。

特に足首が硬い人は年齢とともに、とても多くなります。

しっかり足首の関節が動いて、歩くときや階段の昇降の際につま先が上がれば、転倒を予防することができます。

日頃から意識して動かしていないと、足首の関節の可動域は狭くなっていくばかりです。

一日に一度でいいので、足首に意識を向けてストレッチして転倒を予防していきましょう。


あお向けになり、かかとを突き出して足を天井方向に伸ばします。
足の裏と天井が平行になるようにかかとはしっかり突き出します。
次につま先を天井に突き刺すようなつもりでしっかり伸ばしていきます。
ジワジワと少しゆっくり動かすつもりで、かかとを突き出す→つま先を伸ばすを10回ほど繰り返します。

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ひざは伸びた方が理想的ですが、きつい場合は曲がったままでもOKです。知らない間に固まっている...!転倒を予防する「足首ストレッチ」 2209_P071_03.jpg

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素早く行うと効果が半減するので、ゆっくり1、2、3、4と数えて行います。

《足首のマッサージ》

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中指の延長線上を足首の方向に上がっていった、足首のまん中のところを親指で押すと、少
しへこんでいるところがあります。ここがカチカチに硬くなっていたり、グーッと押すと痛いことがあります。そんなときは足首が硬くなっているので、丁寧にセルフマッサージでほぐしてあげます。左右差があることも多く、痛い方をしっかり揉んであげます。しばらくすると足首が柔らかくなってきます。

《今月の寝る前10秒リンパ》

足首を回す

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あお向けになり、足を軽く開いたら足首を小指側に何回か回します。指先から足全体を回すつもりで行います。

取材・文/石井美佐 撮影/藤田浩司 ヘアメイク/ange

 

前新マミ(まえあら・まみ)さん

1950年、北海道函館市生まれ。バレリーナ、プロダンサーとして活躍。メンテナンスのためのリンパティック・ストレッチを考案。著書に『寝たままスッキリ! リンパ体操』(高橋書店)他。

この記事は『毎日が発見』2022年9月号に掲載の情報です。
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