殺菌効果のある「唾液」をたっぷり出すために。「3大唾液腺マッサージ」のススメ

最近の自粛生活で会話が減って...という方、いませんか? ひょっとすると唾液の分泌が減り、口腔環境が悪化しているかもしれません。実は唾液には、最先端の消毒液にも匹敵する殺菌効果が備わっているんだそう。そこで、唾液の分泌を促す「殺菌ベロ回し」を開発された坂本紗有見先生に、「唾液腺マッサージ」のやり方を教えていただきました。

3大唾液腺マッサージ

唾液は口内にある「唾液腺」と呼ばれる気管から分泌されています。

マッサージで刺激すると、たっぷりと唾液を出すことができます。

【3大唾液腺とは?】
口内には無数の唾液腺がありますが、中でも主なものが「耳下腺」、「顎下腺」、「舌下腺」の3つ。これらは、それぞれ異なる種類の唾液を分泌しています。

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①耳下腺
耳の下辺りに位置。サラサラとした唾液を分泌します。

②顎下腺
顎の付け根にあり、サラサラとネバネバの両方の唾液を分泌。

③舌下腺
ベロの下の根元にあり、ネバネバした唾液を分泌します。

1.耳下腺マッサージ

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耳の下、顎の付け根辺りを指で軽く押します。奥歯の方からじんわりと唾液が分泌されます。

2.顎下腺マッサージ

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頬と耳たぶの間に人さし指から小指の4本を当て、くるくると円を描くようにマッサージします。

3.舌下腺マッサージ

200966_04.jpg指で顎の下を押すことで刺激できます。顎を指でつまむようにしてもみほぐしましょう。

【まとめ読み】特集「1分間殺菌ベロ回しの5つの効果」記事リスト

取材・文/岡田知子(BLOOM) イラスト/入江めぐみ

 

<教えてくれた人>
坂本紗有見(さかもと・さゆみ)先生
銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81院長。東京歯科大学卒業。口の中の菌叢(口内フローラ)と病気の関係を学び、「殺菌ベロ回し」を開発。口腔ケアに力を注ぎ、虫歯や歯周病を予防する矯正歯科治療、サプリメント導入などにより患者のQOL向上に努め、常に新しい歯科医療を目指す。

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『歯周病、口臭、むし歯を防ぐ 1分間「殺菌ベロ回し」』

(坂本紗有見/アスコム)

日本人には「だ液」が足りていません。まん延する日々のストレスや高齢化による口の衰えにより、だ液はどんどん出にくくなっています。「殺菌パワー」があるだ液がドバドバ出るようになる「殺菌ベロ回し」で、健康に長生きしませんか?

この記事は『毎日が発見』2020年9月号に掲載の情報です。
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