皮膚の新陳代謝を促し、小顔効果も!「顔」の4つの血管マッサージ

加齢とともに、血管は弾力を失っていきます。すると、血液の巡りが滞りがちになり、高血圧や動脈硬化などの不調を引き起こす原因となります。それらを防ぐためには、血管をしなやかに保ち、体の隅々まで酸素と栄養分をしっかりと届けて、老廃物を排出することが大切です。そこで、血液の巡りを良くして血管の老化を緩やかにする「血管マッサージ」のやり方を、井上正康先生に教えていただきました。

「顔」の血管マッサージ

皮膚の新陳代謝が促進され、健康的で若々しい印象に。小顔効果も!

【鼻の周辺】

2004p030_01.jpg左右の手の中指と薬指を鼻筋の両脇に当てます。そのまま皮膚を骨に押しつけるようにしながら上下にマッサージします。

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鼻のすぐ下に人さし指の腹を押し当てます。そのまま手を右にずらして皮膚を動かします。

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続けて、手を左にずらします。気持ちいいと思う程度に、左右交互に動かしましょう。

【額】
人さし指の腹を押し当てて、左右交互にしごく

2004p030_04.jpg人さし指から小指まで、4本の指を額の中央部に押し当てます。

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皮膚を頭蓋骨にこすりつけるイメージで、上下にマッサージします。

2004p030_06.jpg額の脇に両手のひらを当て、右と同様に、上下にマッサージします。

【頬】

2004p031_01.jpg頬骨の下のくぼんだ部分を、手のひらで垂直に押します。顔の動脈がマッサージされ、新陳代謝が促進されます。

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両方の頬骨の下のくぼみに、指の腹を押しつけるようにして顔の内側に向かってしごきます。指の腹を骨に押しつけるイメージで行います。2004p031_03.jpg途中で手を替えると、まんべんなく押せます。

【まぶた】

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人さし指、中指、薬指の腹で、まぶたの周辺を軽く押さえ、優しくマッサージします。

目の近くは優しい力で!
目を傷つけたりしないよう、軽く押さえる程度の力で行いましょう。


血管マッサージの基本のやり方「1日15分もむ」

1日15分程度行えば、十分です。一度に15分でも、1日数回に分けて合計15分でも、どちらでもかまいません。できるだけ毎日続けましょう。

  • マッサージをする部位に指や手のひらを密着させる。
  • 筋肉の奥の動脈をずらすように意識してもむ。
  • "痛気持ちいい"強さを意識してもむ。
  • どの部位をやってもかまいません。できる部位のみでもOK!

[ 注意!]
・痛いところがあるときは、無理にマッサージをするのはやめましょう。
・感染症を予防するために、手をよく洗ってから行いましょう。

だからいい! 血管マッサージ

  • 血流が良くなって、全身が活性化します。
  • 自律神経が刺激され、リラックス効果も。
  • 新陳代謝がアップして老廃物の排出がスムーズになり、美肌効果も。
  • 手を使うことで、脳の働きも活性化します。

取材・文/笑(寳田真由美) 撮影/西山輝彦 モデル/山田ゆうこ

薬に頼らず高血圧を撃退! 特集「血圧を下げる簡単な方法」その他の記事はこちら

 

<教えてくれた人>

健康科学研究所 所長
井上正康(いのうえ・まさやす)先生

大阪市立大学医学部名誉教授などを経て、2019年より腸内フローラ移植臨床研究会評議員、FMTクリニック院長。『もむだけで血管は若返る 切れない・詰まらない血管マッサージ健康法』(PHP研究所)など著書多数。

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『もむだけで血管は若返る 切れない・詰まらない血管マッサージ健康法』

(井上 正康/PHP研究所

今回の特集を監修してくださった井上先生が、生活習慣病に負けないための、動脈を柔らかく保つ「血管マッサージ」をやさしく解説! いずれも動脈の老化と深いかかわりがある高血圧、心臓病、脳梗塞、糖尿病などの生活習慣病を予防するための「動脈マッサージ」をぜひチェックしてください。

この記事は『毎日が発見』2020年4月号に掲載の情報です。
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