最近、口が渇いていませんか? 早い人は30代後半から衰え始める「口の老化」チェック

「死ぬまで好きなものを食べ続けたい!」なら、鍛えるべきは「口の中」。そこで、丈夫な歯と歯ぐきを維持できるトレーニングを考案した歯科医師・新谷悟さんの著書『歯と歯ぐきを強くする 噛みトレ』(アスコム)から、「口と歯を守る」ためのヒントをご紹介します。

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口はあなたが知らない間に静かに老いていく

「あなたの口は衰えている」と話しても、どれくらいの人が信じるでしょうか。

そもそも、口の衰えを気にしている人は、残念ながらほとんどいないと思います。

歯が抜けはじめたときに、初めて気がつく人も多いのではないでしょうか。

しかし、歯が抜けていなくても、早い人では30代後半から、そして誰でも加齢とともに、口は衰えていきます。

みなさんは、次のような症状がありませんか?

滑舌が悪くなった。
昔より少食になった。
口が渇く。
ときどきむせる。
かたいものが食べられなくなった......。

ここにあげたものは、すべて口の老化による現象です。

さらにいえば、ほうれい線(小鼻から口角まで伸びるしわ)や顔のしわやたるみ。

それから肩こり、首こり。これらも口の老化が原因で起きることがあります。

ここまでの症状がなくても、実は口が衰えている可能性があります。

次の「口の老化チェック」をしてみてください。

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口の老化の最大の原因である口やあご周りの筋肉が衰えているかどうかのチェックです。

おそらくほとんどの人が痛みを感じると思います。

痛いと感じた人、心配しないでください。

「噛みトレ」を続けると、その痛みはすぐになくなります。

そして、健康な口を取り戻すことができるようになります。

「噛みトレ」は、現代人には、必須のトレーニングだと自負しております。

なぜなら、現代人は、昔と比べると口が衰えやすいからです。

まず、かたいものを食べることが少なくなりました。

口の中でとろけるような料理が食卓には並んでいます。

核家族化や少子化で、大人数で話す機会も少なくなりました。

大声で話したり、笑ったりすることも少なくなってきています。

現代人は、昔と比べると圧倒的に口を動かすことが少なくなっているのです。

高齢者でいえば、ひとり暮らしの方が増えています。

国立社会保障・人口問題研究所が2012年に行った「生活と支え合いに関する調査」によると、65歳以上の独身男性で、2週間で、1回も会話をしない日があるという方は、約50%に上ります。

独身女性の場合は、少し減るのですが、それでも約37%、3人に1人が、毎日会話をしていません。

夫婦で暮らしていても約15%の人は、毎日しゃべっていないのです。

これは、高齢者だけの問題ではありません。

若い人は、コミュニケーションをSNSなどでとるようになり、特に、休日にあまりしゃべらずに過ごすという人も多くいるようです。

その影響もあってか、口が驚くほど衰えている20代や30代の人たちもクリニックでは多く見かけるようになりました。

ですから、高齢者も、若者も、年齢に関係なく、「噛みトレ」を今日からはじめ、口の健康を保つための一歩を踏み出してほしいのです。

老後も好きなものが食べられる「噛みトレ」記事リストはこちら!

102-H1-kamitore-.jpg日本の医師の中で0.6%しか選ばれないベストドクターが考案した1日2分の「口のストレッチ」が紹介されています。

 

新谷悟(しんたに・さとる)

1961年、香川県生まれ。口腔外科医、歯科医師。東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック院長。2014年、東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニックを開院。2019年、日本の医師の中で0.6%しか選ばれないベストドクターに歯科口腔外科医(歯科医師)として選出される。TVをはじめ各種メディアにも多数出演する。

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『歯と歯ぐきを強くする 噛みトレ』

(新谷悟/アスコム)

認知症や誤えん性肺炎、心筋梗塞、動脈硬化から肩や首のこりまで、さまざまな病気や症状を予防もできる「噛みトレ」。いつまでも好きなものを食べ続けられるようになる、1日2分の簡単ストレッチが紹介されています。

※この記事は『歯と歯ぐきを強くする 噛みトレ』(新谷悟/アスコム)からの抜粋です。
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