いろいろなダイエットを試したけれど、結局リバウンドを繰り返してばかり...。そんな諦めかけているあなたにお届けしたいのが、日本初のダイエットコーチ・EICOさんの著書『絶対リバウンドしない!朝・昼・夜の痩せルール』(あさ出版)にまとめられた「時間別ダイエット」のメソッド。今回はその中から、12のヒントを連載形式でご紹介します。
いくらヘルシーでも炭水化物が含まれる大豆製品は夜に食べない
血色をよくしてくれ、髪をツヤツヤにしてくれるタンパク質はとても大事な栄養素。タンパク質がとれる食材は「肉類・魚介類・卵・大豆」の4種類ありますが、マンツーマンレッスンをしていると、肉は脂があるから太りやすそうだし、ヘルシーそうだから豆腐を食べていますという女性が一番多いです。
大豆はイソフラボンやオリゴ糖などが含まれ、ヘルシーです。しかし、4種類の分類の中で唯一の植物性である大豆には炭水化物が含まれています。その分、他のものよりカロリーが高くなりがちです。なので、大豆は朝か昼、もしくは間食に食べるようにしましょう。
ごはんを豆腐に置き換えるのはOKですが、その豆腐に納豆を乗せると意外とカロリーが高くなりがちなので、夜は控えましょう。
ダイエット中に必要なタンパク質は魚料理でとる
タンパク質を多く含む4種類の食材の中で、女性の摂取の頻度が一番少ないのが魚介類。しかし、低カロリー高タンパクである魚介類はダイエット向きの食材です。特にタラ、タイ、ヒラメ、スズキなどの白身魚がオススメ。
貝類は、疲労回復によいタウリンも豊富です。魚に含まれる油は血液をサラサラにし、中性脂肪を下げ、精神を安定させてくれる働きもあるので、少なくとも2日に一度は魚介類を食べましょう。
気をつけてほしいのは、塩蔵品!魚の干物、ちくわやかまぼこなどの練り製品、たらこや明太子などの魚卵は塩分が多いので、むくみやすくなりがち。どうしても食べたい時以外は、選ばないこと。塩分を多くとりすぎたと感じたら、海藻やキウイフルーツなど塩分を排出するカリウムを多く含む食材をとりましょう。
野菜・海藻・きのこは炭水化物の約3倍食べる
きのこや海藻は低カロリーなのに、ミネラルやビタミンD、食物繊維など他の野菜ではとりづらい栄養素が入っています。さらにむくみを解消してくれるカリウムがたっぷり含まれているため、外食や味の濃い食事をした時は、次の食事でこれらを意識的にとるようにすることでむくみにくくなります。
私が14年間守っている毎日のやせルールは「野菜・海藻・きのこは炭水化物の約3倍食べる」こと。野菜の代わりに果物を食べる人がいますが、果物はビタミン・ミネラルと同時に、果糖が多く含まれているので気をつけたいところ。
1週間振り返り、いつ海藻やきのこを食べたか思い出せない人は食事手帳をつけましょう。海藻サラダ、スープ、茎わかめ、海苔やめかぶなどは毎日。きのこは、マッシュルームの水煮缶などが手軽です。
ダイエット中は「サラダさえ食べておけば」と思わない
野菜をとりたい時に便利なサラダ。「サラダだったらダイエットにぴったり!」と安心しているあなたは気をつけて。ポテトサラダは筆頭栄養素が炭水化物のじゃが芋とマヨネーズで作られています。マカロニサラダはマカロニが野菜より多め。
コーンサラダは炭水化物が多いとうもろこしがたっぷり。そして、豆サラダ。例えば、小豆、ひよこ豆、いんげん豆、レンズ豆など、大豆以外の豆類は炭水化物がメイン。
デパ地下などで見かけるクスクスも、炭水化物が多い食材です。野菜チップスもダイエットによいと思われがちですが、かぼちゃ、イモ類、れんこんなどは炭水化物が多く、知らず知らずの間に炭水化物過多になりがち。そんなに神経質になる必要はありませんが、ダイエットによいと思ってたくさん食べるのは問題です。
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