生より栄養たっぷり!万能食材「干ししいたけ」使いこなし術

保存がきいて便利な食材の乾物は、どこの家庭にも常備されているもの。その乾物の魅力を再発見! 管理栄養士・料理研究家の牧野直子さんがおいしいレシピを伝授します。今回は生のときより歓談に栄養素が増えている「干ししいたけ」のもどし方と作り方をお届けします。

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干すことで栄養素アップ!

太陽の光や風に当てて乾燥させる乾物は、生のときより栄養素が増えます。特に干ししいたけは、紫外線に当たると、ビタミンD2が増加し、優秀な健康食品に生まれ変わります。毎日の食卓に加えて、足りない栄養素を補う食材として活用しましょう。

【干ししいたけ】
主な栄養素...ビタミンD2、食物繊維
紫外線に当たると、エルゴステロールがビタミンD2に変化して、カルシウムの吸収を助ける働きをします。

 

●基本の戻し方
密閉式の保存袋に入れ、水をひたひたまで注ぎます。口をしっかり閉めて冷蔵庫に一晩おき、ゆっくりもどすのがいちばん。こうすることでうま味成分がじっくり出てこくが生まれます。また、もどし汁もだしとして使えます。1904_p107_02.jpg

もどし汁は...?
うま味成分が溶け出したもどし汁は、そのまま煮汁として使えます。保存しておいて、風味づけに使っても。1904_p107_05.jpg

●保存方法
冷蔵庫にそのままおき、1週間ぐらいなら保存できます。少しずつ使いながら保存しても。

 

 
自宅で干して作ってみましょう

盆ざるに生しいたけを広げて並べ、日光に当てて干し、夜は取り込みます。1日に1回、上下を返して、乾燥しているときなら1週間くらいでカラカラに。密閉容器に入れて保存します。

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ぬるま湯に砂糖を入れてもどすと、早くもどるといわれますが、その分うま味成分が溶け出さず、もどし汁は、こくのないものになります。冷蔵庫に入れるだけなので、一晩かけてゆっくりもどしましょう。

 

次の記事「栄養たっぷり艶々ステーキも!「干ししいたけ」活用レシピ3選/乾物(2)」はこちら。
撮影/原 務 スタイリング/渡会順子 栄養計算/スタジオ食

 

<教えてくれた人>

牧野直子まきの・なおこ)さん

管理栄養士・料理研究家。スタジオ食主宰。テレビ、雑誌等で活躍する他、主に生活習慣病やダイエットの講演会などで、栄養指導やメニュー提案を行う。

この記事は『毎日が発見』2019年4月号に掲載の情報です。

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