旨味素材を組み合わせて深い味わい「とり肉の昆布トマト煮込み」/塩なしレシピ

塩分の摂りすぎは、高血圧はもちろん、老化や肥満の要因にも。健康に美しく過ごすために、塩分を控えることはとても大切です。塩分の摂りすぎが気になるかたにオススメしたいのが調理や食事の際に塩分を含む調味料を使わず、塩分を添加した加工食品を控える「塩なしレシピ」。あなたも始めてみませんか?

※この記事は『3日で2キロやせる おいしい塩なしレシピ』(KADOKAWA)からの抜粋です。

前の記事「塩気の代わりに甘みでコク「豚肉のソテーマーマレードソース」/塩なしレシピ(3)」はこちら。

 

旨味素材を組み合わせて深い味わい「とり肉の昆布トマト煮込み」/塩なしレシピ shionashi_p22-23_02.jpg「とり肉のトマト煮込み」

干ししいたけと昆布、異なる旨みを組み合わせて。
しいたけの適度な歯ごたえのおかげで、飽きずに食べられます

1 人分355kcal 塩分0.4g
※もの足りないときは → 食卓でしょうゆ少々をかけて。

材料( 2 人分 )
とりもも肉   大1 枚(300g)
干ししいたけ   2 枚
ホールトマト缶   1 缶(400g)
昆布(6 × 6㎝)   1 枚
こしょう   少々
粗びき黒こしょう   少々

下準備
●干ししいたけはボウルに入れ、水1 カップを加え、一晩おいてもどす。もどし汁は取りおく。
●昆布は別のボウルに入れ、水1~ 1 1/2カップを加えて30分おき、昆布水にする。

作り方
1. 干ししいたけは軸を落として7 ~ 8㎜四方に切る。とり肉は身の厚い部分に切り目を入れて開き、厚みを均一にしてこしょうをふる。

2. フライパンにとり肉の皮目を下にして入れ、中火にかける。脂がしみ出て、こんがりと色づいたら上下を返し、1のしいたけとホールトマトを加え、トマトをつぶしながらなめらかになるまで炒め煮にする。昆布水としいたけのもどし汁を注ぎ入れ、やや火を弱めて約15 分煮る。とり肉を取り出して食べやすく切って器に盛り、フライパンのソースをかけて粗びき黒こしょうをふる。

◎ポイント
水分は水ではなく、昆布水やもどし汁で補って。
昆布を細かく切り、具のひとつとして加えても。旨味素材を組み合わせて深い味わい「とり肉の昆布トマト煮込み」/塩なしレシピ shionashi_p22-23_01.jpg

 

次の記事「食塩不使用バターも香りやコクは濃厚「鯛のバターワイン蒸し」/塩なしレシピ(5)」はこちら。

撮影/浮田輝雄

 

 

吉田麻子(よしだあさこ)

大阪生まれ。同志社女子大学卒業後、辻調理師学校などで料理を学ぶ。現在大阪と、東京・世田谷で、和食を中心とした料理教室「吉田麻子料理教室」を主宰。テレビや雑誌への出演のほか、企業のメニュー開発などでも活躍。


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『3日で2キロやせる おいしい塩なしレシピ』

(吉田麻子/KADOKAWA)

塩分の摂りすぎは高血圧などさまざまな病気の原因に。そこで注目されているのが「無塩」調理。だしをしっかり効かせ、甘みや酸味を加えれば、塩を使わずにおいしい料理を作ることが可能なのです。むくみ解消、血管いきいき、さらにやせ体質を作る「塩なしレシピ」、まずは月に3日からお試しください!

 

この記事は『3日で2キロやせる おいしい塩なしレシピ』からの抜粋です

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