こんにちは。キョンキョンうさぎです。
シニア夫婦二人の生活です。夫もリタイアして数年、ゆっくり、まったりの時間、そんな毎日の夕食を中心にブログを書かせていただいています。
元気で美味しく食べて、楽しく飲んで・・・それが一番の願いです。
血圧数値が気になる世代。運動と日々の減塩食生活を心したいものです。
前回は「毎日が発見」2018年2月号に掲載された「減塩にひと工夫 あったかスープ」の中から 「白菜と豚肉・きのこのゆず風味スープ」を作り、 減塩の大切さを再認識しました(記事はこちら)。
今回も堀知佐子さんのスープレシピで、減塩のお勉強です。減塩梅干しを使った「大根と鶏ささみのスープ梅風味」を作ってみました。
減塩梅干しのやさしい酸味・・・
食感や香りの奥深さが嬉しいあったかスープ
まずは、減塩梅干しを手に入れることから始めます。
我が家には普通の紫蘇漬けの梅干しはありますが・・・ 減塩梅干し? 初めて手にしました。今は塩分を気にされる方も多いのでしょう。スーパーで簡単に手に入りました。
【材料】(2人分)
大根...150g
鶏ささみ...2本
酒...大さじ1
きくらげ...12g
水...400ml
昆布...3cm1枚
減塩梅干し...1個
白いりごま...少々
【作り方】
1. まずは素材の下ごしらえ。
・大根...皮をむき、3cm×1cmの拍子切り。
・ささみ...酒をふり、ラップをかけ600wの電子レンジで2分加熱し、細かくほぐす。
・きくらげ...水(分量外)でもどし、一口大に切る。
2. 鍋に大根と水、昆布、梅干し、きくらげを入れて火にかける。
3. 沸騰したらささみを入れ、ひと煮立ちしたら出来上がり。器に盛り付け、ごまをふる。
1人分69カロリー塩分0.7g。減塩だけでなく嬉しい低カロリーです。
減塩梅干し、初体験! いつもの梅干しの塩分からすると、かなりの減塩を感じました。
きくらげの歯触りがアクセントになり、優しい梅干しの酸味、胡麻の香り。美味しくいただきました。
南方の郷土料理「鶏飯」をイメージ
スープ+残りご飯で簡単ランチに
そして、前回と同様、今回も夫のお昼ご飯に変身です♪
夫が退職するまで40年近く続いたお弁当作り・・・もう早起きのあの頃に戻りたくはありませんが(笑)、お昼の時報と共に「おなかすいたぁ!」発言に対処するのも大変です。
麺類、チャーハン、パスタ、丼物。レパートリーも底をつきます。
今回のスープを見てひらめいたのが、鹿児島県の郷土料理「鶏飯」です。
残りご飯にスープを合わせるだけでチャチャッと! 本場の鶏飯には申し訳ない、あくまで私のイメージです。
ご飯はさっと水で洗い、ぬめりを取ってスープに合わせ、ひと煮たち。
付け合わせには「さつま芋のレモン煮」を。
さつま芋を水にさらしたあと、一度茹でこぼし、レモンの輪切りと砂糖、ハチミツ、塩少々、ヒタヒタの水で煮ます。
綺麗な黄色に仕上げるために、くちなしの実があれば良かったけれど・・・ 代わりにターメリックパウダーを一振り使いました。
冷蔵庫で数日保存できます。甘さ控えめに作れば、お茶請けにもぴったりですよ。
こうして・・・夫の昼食の完成! スープはご飯が入ると少し塩分が物足りない気がしたので、千切り大葉をトッピングしました。サラサラといただけます。
今回も、夫の「美味しい!」の一言、ゲット出来ました。「二日酔いにもいいねぇ」とおとぼけ発言も。
大根の美味しいこの時期にぜひ。
キョンキョンうさぎ
ブログ「シニア夫婦の食卓」主宰。40年近くの専業主婦歴を生かして綴られる、丁寧で楽しい日々の夕食の献立が人気。一汁三菜を基本とした彩り豊かな献立のほか、手作りパンやお弁当レシピも度々登場。