男女とも健康長寿には「男性ホルモン」が重要!? 生きる気力につながる「テストステロン補充」の選択肢

ガチで勝負日の女性の排卵日はテストステロン値が高い!

女性の月経周期は、徐々に女性ホルモン分泌が上がる卵胞期の約2週間後に排卵を迎えます。この時は女性ホルモンがピークなのですが、実は、その裏で女性ホルモンの原料となるテストステロンもピークを迎えているのです

女性ホルモン作用で肌や髪の調子がよく、優しく穏やかな女性らしさがアップ。さらにテストステロンの作用で、性欲もアップ、行動力にもあふれているので、「排卵期は絶好調日」と言えます。もちろん妊活中なら、その前後2、3日は勝負日なのは常識ですが、試験や試合などの勝負ごとにも相応しいタイミングなのです。

前述の調査では、閉経前の女性にご協力いただき、月経周期の月経直後・排卵期・黄体期の3点でフリーテストステロン値を測定しましたが、やはり排卵期にフリーテストステロンが高くなっていることがわかりました。

 

関口由紀

『女性医療クリニックLUNAグループ』理事長。医学博士、経営学修士(MBA)、日本メンズヘルス医学会テストステロン治療認定医、日本泌尿器科学会専門医、日本排尿機能学会専門医、日本性機能学会専門医、日本東洋医学会専門医、横浜市立大学医学部客員教授、女性総合ヘルスケアサイト・フェムゾーンラボ社長、日本フェムテック協会代表理事。メディア出演多数。『「トイレが近い」人のお助けBOOK』(主婦の友社)、『女性のからだの不調の治し方』(徳間書店)、『セックスにさよならは言わないで:悩みをなくす膣ケアの手引き』(径書房)など著書多数。

※本記事は関口由紀著の書籍『性ホルモンで乗り越える男と女の更年期 知っておきたい驚異のテストステロンパワー』(産業編集センター)から一部抜粋・編集しました。
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