冷やご飯の特徴を生かしたダイエット法が「お茶漬けダイエット」。自然と食べ過ぎを防ぎ、簡単で続けやすく、食欲のわかない夏にぴったりの食事法です。栄養学博士の白鳥早奈英(しらとり・さなえ)先生に、脂肪を燃焼するお茶漬けダイエットレシピを教えていただきました。
酒粕の代謝力を生かしたおかず
「鮭の酒粕焼き」
材料(1人分)
鮭(粕漬け)...1切れ(60g)
ピーマン...1個(45g)
作り方
① ピーマンは半分に切って種を取り、食べやすい細さに切る。
② 魚焼きグリルまたはホイルシートを敷いたフライパンに、鮭と①のピーマンを並べ、酒粕に焦げ目がつくぐらいまで焼く。鮭は食べやすい大きさにほぐす。
【酒粕】
米、麹の有効成分が入っている栄養の宝庫。糖の吸収を抑え、脂肪を排出する働きがあります。食物繊維も豊富でおなかすっきり。
余分な脂は焼いてカット
「さんまのねぎじょうゆがけ」
材料(1人分)
さんま...1尾
塩...適量
長ねぎ(青い部分)...10cm
しょうゆ...小さじ1弱
作り方
① さんまは塩焼きし、身をほぐす。ねぎは小口切りにする。
② ①のさんまとねぎを混ぜ合わせ、しょうゆをかける。
【さんま】
エイコサペンタエン酸(EPA)が血行をスムーズにして、コレステロール値、中性脂肪値を下げ、肥満を防止します。
タウリンたっぷりのヘルシー佃煮
「いか昆布」
材料(1人分)
いか(刺身用いかそうめん)...100g
昆布佃煮(細切りの市販品)...20g
作り方
ボウルにいかを入れ、昆布佃煮を加えてあえる。
【いか】
低カロリーでダイエットに適した食材。豊富に含まれるタウリンには心臓、肝臓の機能を高め、血圧を下げる働きがあります。
撮影/高木昭仁 スタイリング/千葉美枝子 取材・文/今津朋子