美顔器・ローラーの誤った使い方で「たるみ」「シワ」を助長!? 逆効果にならない「正しい使い方」

【本作を第1回から読む】「レタス○個分の食物繊維」ってレタスにはそんなに食物繊維は入ってない!? レタスで換算される理由

『身体を壊す健康法』 (柳澤綾子/Gakken)第6回【全6回】

東大の研究員であり現役医師である柳澤綾子さんは、年間500本以上の論文を読む論文オタクでもあります。『身体を壊す健康法』は、そんな柳澤さんが、これまで当たり前とされてきた健康の常識を最新の研究結果をもとに一から見直し、正しい知識を優しく解説します。本書で健康の知識をアップデートしましょう。

※本記事は柳澤綾子著の書籍『身体を壊す健康法 年間500本以上読破の論文オタクの東大医学博士&現役医師が、世界中から有益な情報を見つけて解き明かす。』(Gakken)から一部抜粋・編集しました。


美顔器やローラーを使うことで、たるみやシワをかえって助長してしまう危険性アリ

美顔器・ローラーの誤った使い方で「たるみ」「シワ」を助長!? 逆効果にならない「正しい使い方」 06_pixta_69834282_M.jpg

たるみやシワを引き起こす3大原因

年齢とともに気になってくるのが、シワやたるみといったお肌の悩み。何だか全体的にパーツが下がってきた気がするし、目尻やほうれい線のシワも気になるし、目の下の脂肪も何だかぷっくり。どれも気になり始めると、もういても立ってもいられないけれど、何からやったらいいかわからないから、とりあえず安価でお手軽で家でもできるといったところで、ローラーをころころ転がすタイプの美顔マッサージ器を手に取る方も多いのではないでしょうか。

この、ころころタイプの美顔小顔ローラーマッサージ器。ありとあらゆる形状、素材、価格帯があって、どれがいいのか、何をしたらいいのか悩みませんか。

美顔器を買われる方もいらっしゃるでしょう。これも値段がピンキリで、20万円近くする高価なモデルもあります。

そもそも、たるみってなんだろう、どうしたらいいのだろう? 効果的な使用法や避けたほうがいい使い方について、一緒に考えてゆきましょう。

 

柳澤綾子
医師、医学博士。東京大学大学院 医学系研究科 博士課程修了。大学院時代から公衆衛生学を専攻し、社会疫学、医療経済学およびデータサイエンスを学んできている。現在は、東京大学および国立国際医療研究センターにて研究を行いつつ、ママ女医の立場から健康格差解消のための啓蒙活動に尽力、講演、記事監修や執筆等を行っている。海外医療活動参加歴あり。パナマにて国際船医免許取得後、世界一周クルーズ船船医として世界中からの乗客のべ8000人以上を診察、世界27カ国の病院に紹介状を持って同行医師経験あり。

※本記事は柳澤綾子著の書籍『身体を壊す健康法 年間500本以上読破の論文オタクの東大医学博士&現役医師が、世界中から有益な情報を見つけて解き明かす。』(Gakken)から一部抜粋・編集しました。

この記事に関連する「健康」のキーワード

PAGE TOP