定期的に射精して、古い精子を排出したほうがいい
精子の質は、1週間以上溜めてしまうと、古くなって質が落ちたまま溜まっていきます。
精子の貯蔵量には限界があり、それ以上溜めると精子の運動率、つまり射精したときの精子の動きが悪い「死滅精子」が増えてしまいます。
古い精子は新しい精子の邪魔をするので、精液全体の質が下がってしまうのです。
ですから、一定量しか溜められない精巣精嚢では、いつも新鮮な精液でいっぱいになるように、古い精子は自慰などで排出していく必要があります。
たとえば30代で妊活をしているのであれば、あまりセックスに乗り気でない人であっても、3日に1回はセックスや自慰で射精することで、精子の質をある程度いい状態にしておくことが大切です。
元気な新しい精子が古い精子と混ざってしまわないように、適度に出すように心がけましょう。