『メンズヘルスナースがこっそり教える 教養としての射精-下着のナカのヤバい真実-』 (看護師マッキー/ライフサイエンス出版株式会社)第2回【全6回】
男性ならだれもが気にする下半身の事情。健康や性欲だけでなく、メンタルヘルスにも関係するデリケートな問題です。『メンズヘルスナースがこっそり教える 教養としての射精-下着のナカのヤバい真実-』は、1万人以上の中高年男性の性の悩みを聞いたメンズヘルスナース、看護師マッキー氏が、男性の気になる悩みに丁寧に回答した解説書。正しい知識を身に着け、あなたの中の「下半身のあたり前」を見直してみましょう。
※本記事は看護師マッキー著の書籍『メンズヘルスナースがこっそり教える 教養としての射精-下着のナカのヤバい真実-』(ライフサイエンス出版株式会社)から一部抜粋・編集しました。
※本記事は男性の性器にまつわる情報を掲載しています。ご了承の上お読みください。
Q.陰茎の臭いが気になるので洗い方を教えてください。
毎日湯船につかっていれば陰茎を必要以上に洗う必要はありません。洗い過ぎが臭いの原因になることもあります。
「25歳男性。陰茎を剥いたところ、彼女から臭いがあるよと指摘され、神経質になって困っています」「64歳男性。仮性包茎のため、下着から尿の臭いがしてとても困っている」という質問を頂いたことがあります。お恥ずかしいですが、私はたまにクンクンしちゃいます。なぜかというと、パートナーの身につけたものに安心感を感じるからです。それくらい私は好きなんです。あ、失礼しました。これは服を借りた時の話です(笑)。ちなみに、お二方に臭いの原因を尋ねたところ、「包茎のため陰茎の病気になったのではないかと思った」という回答が返ってきました。では実際のところはどうなのでしょうか?
実は陰茎が包皮に包まれ、衛生的にも悪い状態にあるからといって必ずしも感染症や炎症を起こすわけではありません。そもそも陰茎は下着に覆われた状態であることが多く、汗で蒸れたり、お小水が付着したりするのは普通のことです。この場合にむしろ重要になるのは陰茎の洗い方です。そこで、私がさまざまな医師から聞いた陰茎の適切な洗い方を紹介します。