ろうそくを吹き消すようにフーッ。85歳の美容研究家が教える「2つの呼吸法」

健康を保つ秘けつは「姿勢を正すこと」とおっしゃる美容研究家の小林照子さん。85歳になったいまも、常に背筋がすっと伸びています。小林さんが美容と健康のため心掛けていることを教えていただきました。

息を吐き切ることで心と体の調子を整えます

美容と健康のため、小林さんは呼吸法を実践しています。

「私が行っている呼吸法はとっても簡単。まず、息をゆっくり吐く。少し口をすぼめてフーッと、できるだけ細く、長く吐きます。吐き切ると、自然と新鮮な空気が肺の中に入ってくるので、再びゆっくり息を吐きます」。

吐く息を意識することで、副交感神経が刺激され、体も心もリラックスできるそうです。

また、呼吸法を数分続けると、体がぽかぽかと温まり、血行が良くなって動きやすい体になります。

「若い頃は低血圧で目まいや貧血もありました。でも、昔、気功の先生に教わった息を吐くことを意識するようになったら、いつの間にかラクになっていたのです。また、人前で話すときもこの呼吸法を行います。一瞬でリラックスできますよ」 

ちなみに、肩甲骨を動かす胸式呼吸でも吐く息を意識します。

調子のいい体を維持するために、欠かせない習慣です。

フッフッと、息を吐く。ろうそくを吹き消すように腹式呼吸

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顔の前に指を立て、ろうそくの火が目の前にあることをイメージします。

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ろうそくの火を吹き消すイメージで、指に息を当てながらゆっくり吐きます。吐く息に合わせて、少しずつ指を離します。

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さらに息を吐き、体中の空気を全て吐き切ります。吐き切ったら息を吸い、再び息を吐きます。無理せず自分のペースで。

肩甲骨を動かして胸式呼吸

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体の前で両腕のひじを90度に曲げます。指先は、天井を向くようにしましょう。

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息をゆっくりと吐きながら、顔の前で両腕を合わせます。息を吐き切るまで続けます。

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息を吸いながら、両腕を体の横までゆっくり開きます。再び両腕を体の前に戻し、好きなだけ繰り返します。

取材・文/笑(寳田真由美) 撮影/木下大造 写真/美・ファイン研究所 ヘアメイク/藤枝暁子(美・ファイン研究所)

84歳にしてこの若々しさ!「小林照子さんの健康法」はこちら!

 

美容研究家

小林照子(こばやし・てるこ)さん

1935年、東京生まれ。91年に(株)美・ファイン研究所を設立。後進の教育に尽力し、これまで約3000人を育成。最新刊『人生は、『手』で変わる。』(朝日新聞出版)が好評発売中。

この記事は『毎日が発見』2020年3月号に掲載の情報です。

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