「速歩、腹式呼吸、石井式メニュー」で耳鳴り、めまいを改善しよう

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50代女性の約1割の人が悩んでいるといわれる「耳鳴り」。加齢に伴う症状でもあるため、年齢が上がれば耳鳴りに悩む人も増えていきます。しかしいくら「加齢のせい」とはいえ、耳鳴りやめまいなどを放置してはいけません。

耳の不調や改善方法について、JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科診療部長の石井正則先生のお伺いしました。

前の記事「不満・不平・不安・不幸・不信。「5つの不」がめまい、難聴を引き起こす(3)」はこちら。

 

●運動で整える

インターバル速歩がオススメです!
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・軽くあごを引き20mくらい前方を見る
・肩の力を抜く
・背筋はピンと伸ばし、ひじを後ろに引くように胸を張る
・着地はかかとから

運動をすると自律神経の偏りがリセットされますが、単に歩くだけでは運動としてあまり効果がありません。3分早歩きして3分ゆっくり歩くインターバル速歩は、自律神経に好影響を与えます。

 

 
●呼吸で整える

腹式呼吸を心がけて

胸式呼吸(左)と腹式呼吸(右)
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息を吸ったときに肩が上がるのは、胸だけで呼吸する胸式呼吸です。腹式呼吸は、横隔膜を大きく動かして呼吸するため、副交感神経がよく働いて血行が促進されます。

 

腹式呼吸をやってみよう!

1. 3秒、鼻から吸う。3秒、息を止める。
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2. 6秒、鼻から吐く。1、2を繰り返す。

1809p087_3.jpg息を吸うときにおなかを膨らませて、吐くときにおなかをへこませるのがコツです。6秒間ゆっくり息を吐くことで、自然に息を吸い込むことができます。1日5分から始めましょう。

 

 

●食事で整える

石井式薬味たっぷりメニューにトライ!
1809p087_5.jpg自律神経の働きには1日3度のバランスの良い食事が大切です。特に、末梢神経の代謝を促し内耳の神経の働きも良くするビタミンB群など、ビタミン類やミネラルを豊富に含む食材は欠かせません。石井先生が実践されているのは、薬味たっぷりメニュー。

しょうが、みょうが、青じそなどの薬味をキャベツなどの野菜と一緒に刻み、削りがつおとエクストラバージンオリーブ油を加えてよく混ぜます。冷ややっこやご飯にたっぷりのせればできあがり。

 

取材・文/安達純子 イラスト/堀江篤史


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石井正則(いしい・まさのり)先生

JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科診療部長。東京慈恵会医科大学卒。米国留学後、同大耳鼻咽喉科准教授を経て現職。八重洲クリニック耳鳴り・めまい・難聴専門外来、ストレス特殊外来などを担当。

この記事は『毎日が発見』2018年9月号に掲載の情報です。

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