まずは2週間試してみて。「酢玉ねぎ」で腸内細菌の勢力図を変えよう/10キロ楽にやせる

世に溢れる多くの「ダイエット本」。あなたもそれらのダイエット本を読んで様々なダイエット法を試してみたのではないでしょうか。しかし、食べるのを我慢してすらやせなかったのは、あなたの腸に「おデブ菌」がしっかり棲みついているからかもしれません!

腸内環境・腸内フローラを健康に保てば、あなたも「やせ体質」になれる可能性が......!
5分で作れる「酢玉ねぎ」やヨーグルト由来の「ホエイ」などを使って健康的にやせる、画期的「ダイエット」法です。

※この記事は『1000兆匹の腸内細菌を使って10キロ楽にやせる方法 ヨーグルト・ホエイと酢タマネギが効く!』(藤田紘一郎/KADOKAWA)からの抜粋です。

まずは2週間試してみて。「酢玉ねぎ」で腸内細菌の勢力図を変えよう/10キロ楽にやせる pixta_34621131_S.jpg

前の記事「「酢玉ねぎ」のオリゴ糖・食物繊維は「やせ菌」増加をサポートしている/10キロ楽にやせる(7)」はこちら。

 

◎いつでもおデブ菌は減らせる

「おデブ菌」を減らすのは難しいことではありません。おデブ菌の「フィルミクテス門」とやせ菌の「バクテロイデス門」は、相関していますので、やせ菌を増やすことでおデブ菌を大人しくさせることができます。

●やせ菌を増やせば、いつでもおデブ菌は減らせます

おデブ菌が好きなのは、白いご飯やパン、麵類などの炭水化物と、お砂糖がたっぷり入った加工食品、油でギトギトした揚げ物などです。

炭水化物やお砂糖をたくさん食べて、脂っぽい食事を続けていると、「太りやすくなる」ことは多くの人が知っていることでしょう。単にそれらを控えれば、フィルミクテス門が大人しくなるように思いますね。

ところが、お花畑のようにたくさんの細菌から成り立つ腸内フローラでは、そうはならないのです。

いつも食べていた炭水化物などを急に減らすと、ストレスを感じる人がいます。このストレスが、悪玉菌を活性化するのです。活性化した悪玉菌は、がんや生活習慣病、便秘や肌荒れなどに関係しています。ストレスで悪玉菌は簡単に増えてしまうのです。

●食事制限のストレスは、不健康につながります

ストレスと腸内細菌の影響に関する研究報告はいくつもあります。
アメリカ航空宇宙局(NASA)のホールデマン博士が、宇宙飛行士の腸内環境を調べた1976年の報告では、3人の宇宙飛行士の腸内細菌を継続的に調べたところ、極度の不安や緊張にさらされているときに、悪玉菌が増えていました。

旧ソ連や国内の研究でも、宇宙飛行にかぎらず、阪神・淡路大震災のような強いストレスを感じた環境下では、悪玉菌が増加しました。

脳が有害なストレスを感じると、消化管の中で「カテコラミン」という物質が放出され、腸内フローラに影響を及ぼすことが、九州大学教授の須藤信行先生らの研究で明らかにされています。

カテコラミンは、アドレナリンやノルアドレナリンなどのストレスに関わるホルモンの総称で、腸内に発生すると、悪玉菌の増殖が進むことで腸内細菌の病原性も高めるのです。
それを防ぐには、ストレスをなるべく感じないように食事内容を見直し、やせ菌の「バクテロイデス門」と善玉菌を増やすことが重要になります。毎回の食事に加える「酢タマネギ」は、その方法としてベストなのです。

「酢タマネギ」を食べるときには、極端な食事制限は必要ありません。ストレスを感じることがないため、悪玉菌の活性化を抑えます。そして、「やせ菌」が増殖して活発化することで、「おデブ菌」も大人しくなり、自然にやせやすい体へ導かれるのです。

腸内フローラは、2週間程度で勢力図がガラリと変わると報告されています。まずは2週間、「酢タマネギ」を毎回の食事に加えてみてください。

さらに、炭水化物中心の食生活の人は、食物繊維をたっぷり含んだ野菜類、海藻類なども取り入れましょう。食物繊維の豊富な野菜を多く摂(と)りながら、「酢タマネギ」と一緒にしっかり食べると効果的です。

もうひとつ、ストレスが腸内細菌に悪影響を及ぼすため、「楽しみながら食事」をするのもお勧めです。お子さんを叱りながら食べる、あるいは、気の合わない同僚と外食すると、知らず知らずのうちにストレスを感じてしまいます。
外食をするならば、「素敵な人」、「楽しい人」と一緒にすることを心掛けるといいと思います。

このようなちょっとした心掛けで、我慢を強いられることなくダイエットが実現できます。ぜひ、今日から試していただきたいと思います。

 

次の記事「捨てないで! ヨーグルトのホエイが「やせホルモン」の分泌を増やしてくれる/10キロ楽にやせる」はこちら。

 

 

藤田 紘一郎(ふじた こういちろう)

1939年、旧満州生まれ。医師、医学博士、東京医科歯科大学名誉教授。東京医科歯科大学卒業、東京大学医学系大学院修了後、金沢医科大学教授、長崎大学医学部教授、東京医科歯科大学教授などを歴任。専門は、寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。1983年、寄生虫体内のアレルゲン発見で、日本寄生虫学会・小泉賞を受賞。1995年、講談社出版文化賞・科学出版賞を受賞。主な著書に『1000兆匹の腸内細菌を使って10キロ楽にやせる方法 ヨーグルト・ホエイと酢タマネギが効く!』(KADOKAWA)、『50歳からは炭水化物をやめなさい』(大和書房)、『脳はバカ、腸はかしこい』(竺五館)、『腸内フローラ医者いらずの驚異の力』(宝島社) など多数。


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『1000兆匹の腸内細菌を使って10キロ楽にやせる方法 ヨーグルト・ホエイと酢タマネギが効く!』

(藤田紘一郎/KADOKAWA)

世の中には様々なダイエット法の情報が溢れていますが、なかなか思うようにやせられないという人も多くいます。

そうした「やせにくい」人は、実は試してきたダイエット法が悪いのではなく、「やせる体質」づくりができていなかったのかもしれません。腸内環境・腸内フローラを整えれば、無理なく目標体重に近づけることも夢ではありません。健康な腸内環境と「やせ体質」が手に入る、「酢玉ねぎ」やヨーグルト由来の「ホエイ」の作り方も丁寧に紹介!医師である著者が自信をもっておすすめする、健康的にやせるための画期的ダイエット本です。

 

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この記事は『1000兆匹の腸内細菌を使って10キロ楽にやせる方法』からの抜粋です
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