血液サラサラ! まずは「生」で食べたい玉ねぎレシピ/玉ねぎ

1807p027_01.jpg血液がサラサラになるといわれる玉ねぎは、積極的にとりたい食材の1つ。価格が比較的安定しており、1年中食べられるのもうれしい魅力です。生でよし、加熱してもよし。料理研究家で管理栄養士の村上祥子さんに、おいしい食べ方を教えてもらいました。

 

まずは生で! 少しおくことでサラサラ成分倍増

血液がサラサラになるといわれる玉ねぎは、積極的にとりたい食材の1つです。切った玉ねぎが空気に触れると、酵素の働きでイソアリインがチオスルフィネートという別の物質に変化します。チオスルフィネートは血液を固まりにくくするので血栓の生成を抑え、血液サラサラ効果がさらに倍増します。

また、抗炎症作用もあり、ぜんそくなどアレルギーの緩和にも有効というデータもあります。チオスルフィネートは水溶性で水にさらすと損なわれるので、切ったらしばらく放置して食べるのがおすすめ。

切ったら30分から1時間、空気に触れさせると含まれる成分が変化し血液サラサラ効果は、さらに高まります。

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玉ねぎが体にいい5つの理由

1 血液がサラサラに
イソアリインが血中脂肪を排出。血栓ができるのを防ぐ。

2 血糖値を下げる
においの元の硫黄化合物は血糖値を下げる働きがある。

3 高血圧の予防・改善
ポリフェノールの一種が血管内の血栓をはがして排出。

4 コレステロール値の改善
悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす。

5 腸内環境を整える
豊富なオリゴ糖がビフィズス菌のエサとなり、善玉菌を増やす。

 

 

生でおいしく! おすすめレシピ

1807p028_03.jpg「スライス玉ねぎの卵黄&削りがつおのせ」
1人分88kcal/塩分0.4g

卵と削りがつおは、丈夫な血管を作るたんぱく質の補給になり、卵黄のレシチンは認知症の予防にもおすすめです。

【材料(2人分)】
スライス玉ねぎ...50g
削りがつお...小1袋(2.5~3g)
卵黄...1個分
しょうゆ...小さじ1

【作り方】
1 器にスライス玉ねぎをのせ、削りがつおをかけ、卵黄をのせる。
2 食べるときにしょうゆをかけ、全体を混ぜる。

 

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「スライス玉ねぎと鮭中骨缶」
1人分192kcal/塩分0.5g

鮭の色素・アスタキサンチンは玉ねぎと同様、血管を老化させる活性酸素を除去する力が優秀です。

【材料(2人分)】
スライス玉ねぎ...100g
鮭の中骨缶 ...1缶(正味120g)
A 酢...大さじ1
 エクストラバージン
 オリーブ油...大さじ1
 塩、こしょう...各少々
パセリ(みじん切り)...少々

【作り方】
1 ボウルにAを合わせ、中骨缶の汁けを切って身をほぐして加える。
2 器に玉ねぎを敷き、1をのせてパセリをふる。

 

次の記事「レンチン2分で食べやすく!加熱玉ねぎで疲労回復サラダ&ハンバーグ/玉ねぎ(2)」はこちら。

取材・文/石井美佐 撮影/中野正景 


村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

料理研究家・管理栄養士。1942年、福岡生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内の「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

この記事は『毎日が発見』2018年7月号に掲載の情報です。

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