腸の働きが活発に!和洋で楽しむ「新ごぼう」レシピ

ごぼうのシーズンは冬ですが、若いうちに収穫したごぼうが、新ごぼうとしていまの時期に出回っています。冬のごぼうに比べて、瑞々しく香り豊かで、食感が柔らかいのが特徴。薄くそいだものは、さっとゆでただけで食べられます。今回は、管理栄養士・料理研究家の牧野直子さんに2つのレシピを教えていただきました。

前の記事:冬ではなく初夏が旬!「新ごぼう」おいしく食べる2つのポイント/新ごぼう(1)はこちら

 

腸の働きを活発にし、便秘解消などにも作用があると言われる、水溶性食物繊維のイヌリンが豊富な新ごぼう。上にリンクのある前回の記事では、そんな新ごぼうの特徴と、おいしく食べるポイントをご紹介しました。今回は、それらのポイントを押さえて作りたい2つのレシピをご紹介します。

腸の働きが活発に!和洋で楽しむ「新ごぼう」レシピ 1906_p046_04.jpg「新ごぼうと牛肉のトマト煮」

1人分385kcal/塩分1.4g

材料(2人分)
新ごぼう...100g
玉ねぎ...1/4個
にんにく...小1片
牛切り落とし肉...150g
オリーブ油...大さじ1
トマト水煮缶...1/2缶
水...1/4カップ
ケチャップ・ソース...各大さじ1
ごぼうペースト(※)...小さじ2
塩、こしょう...各少々
いんげん...2本

作り方
1 新ごぼうはささがきにする。玉ねぎは縦に薄切りにし、にんにくはみじん切りにする。
牛肉は2㎝幅に切る。

2 フライパンににんにく、オリーブ油を入れて弱火で炒め、香りが立ったら新ごぼう、玉ねぎを加えてよく炒め、肉を加えて、さらに炒める。

3 肉の色が変わったら、トマト水煮をつぶしながら加え、水、ケチャップ、ソース、すりおろしごぼうを加え、全体を混ぜ、ふつふつとしたらふたをして中火で3分くらい煮て、塩、こしょうで味をととのえ、器に盛る。ゆでて斜めに切ったいんげんをのせる。

 

 

腸の働きが活発に!和洋で楽しむ「新ごぼう」レシピ 1906_p047_01.jpg「リボンごぼうと鶏肉のさっと煮」

1人分269kcal/塩分1.2g

材料(2人分)
新ごぼう...100g
鶏もも肉...小1枚(200g)
サラダ油...小さじ1
だし汁...1カップ
しょうゆ、みりん...各小さじ2
三つ葉...少々

作り方
1 新ごぼうは、15㎝ぐらいの長さに切り、ピーラーで薄く削る。鶏肉は一口大に切る。
腸の働きが活発に!和洋で楽しむ「新ごぼう」レシピ 1906_p047_02.jpg

2 フライパンに油を熱し、鶏肉の皮の面を下にして入れ、焼き付ける。

3 だし汁、しょうゆ、みりんを加え、煮立ったらごぼうを加え、さっと煮て、ざく切りにした三つ葉を添える。

 

次の記事「南雲吉則先生直伝!家庭で簡単にできる「ごぼう茶」の作り方/新ごぼう(3)」はこちら。

撮影/原 務 栄養計算/スタジオ食

 

 

<教えてくれた人>

牧野直子(まきの・なおこ)先生

管理栄養士・料理研究家。スタジオ食主宰。テレビ、雑誌等で活躍するほか、主に生活習慣病やダイエットの講演会などで栄養指導やメニュー提案を行う。

この記事は『毎日が発見』2019年6月号に掲載の情報です。

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