「食前と間食に高カカオチョコ」生活習慣病に精通する名医が実践する「糖尿病予防」生活習慣

進行すると、さまざまな合併症を引き起こす糖尿病。そこで、糖尿病の発症や進行を防ぐ健康術を、10人の名医が指南。食事、運動など、すぐにマネできるものばかりです! 今回は栗原クリニック東京・日本橋 院長の栗原 毅(くりはら・たけし)先生が実践する「生活習慣」について伺いました。

【前回】「1日1食でカロリーを抑えています」漢方や食事療法の名医が実践する「糖尿病予防」生活習慣

【最初から読む】オレンジジュースは最大の敵!? 糖尿病を寄せ付けない最強の6ルール/糖尿病を防ぐ生活習慣

生活習慣病の予防と治療に精通

栗原 毅先生

「血糖値を下げる高カカオチョコを食前に」

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【食事】
高カカオチョコでインスリン効果アップ

カカオ成分70%以上の高カカオチョコレートが血糖値を下げることから、毎日食べるようにしています。

高カカオチョコレートにはインスリンの作用を高める働きがあり、糖尿病の改善効果が期待できます。

食物繊維も豊富なので、1片(5g)を朝昼晩の3食前の他、間食にも食べています。

食事は野菜や海藻の副菜→肉・魚などの主菜→汁物→主食の順に。

ひと口につき31回、ゆっくりかんで血糖値の上昇を抑えています。

果物は、実は糖尿病には大敵。

果糖は小腸での吸収が他の糖質より早く、肝臓で中性脂肪となり、簡単に脂肪肝になってしまいます。

すると血糖値を下げるインスリンの働きが悪くなり、糖尿病になりやすく、また悪化しやすくなるのです。

私は、季節を感じられる果物だけ、朝食のデザートにほんの少し食べるようにしています。

【運動】
スロースクワットで糖を燃焼させる

人間の筋肉で最大の大腿四頭筋を鍛える「スロースクワット」(10秒かけて腰を上げ下げする)を、朝晩各5回行っています。

高血糖状態になると、インスリンが分泌され、血中の余分な糖質を筋肉に移動させます。

筋肉が多いほど糖も多く移動し、食後の血糖値がスムーズに低下するのです。

大きい筋肉を鍛えて効率よく糖を燃やすには「ゆる筋トレ」が効果的です。

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【予防のポイント】
糖質ちょいオフや運動の習慣で改善を

糖質制限は、糖質をどの程度摂ってもいいのか分かりづらいもの。

私は「糖質ちょいオフ」を推奨しています。

とても簡単で、ご飯や麺、パンなどの糖質を10%減らすだけ。

「まずは、ほんの少し減らそう」という気持ちで習慣化さえすれば、継続できます。

糖尿病の患者さんに対し、どの段階で医師が薬をすすめるかは医師の考え方によって異なります。

私はなるべく薬を使わない治療を目指しています。

すでに薬を飲んでいる人も、「生活習慣の改善」さえ実行できれば薬をやめられることを、まず知っていただきたいと思います。

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岡田知子(BLOOM) イラスト/鈴木衣津子
 

<教えてくれた人>

栗原クリニック東京・日本橋 院長
栗原 毅(くりはら・たけし)先生
北里大学医学部卒業。消化器内科医、日本肝臓学会専門医。東京女子医科大学教授、慶應義塾大学教授などを経て2008年より現職。著書に『名医が教える「本当に正しい糖尿病の治し方」』(エクスナレッジ)他。

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この記事は『毎日が発見』2021年10月号に掲載の情報です。

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