食前に摂ると血糖値上昇が緩やかに!「レモンで食後血糖値抑制」

ポッカサッポロフード&ビバレッジは、食前のレモン果汁摂取により、食後の血糖値が抑制される効果を確認。食後高血糖の抑制により、糖化ストレス(血糖値上昇による障害)を低減し、老化や不調の予防が期待できるといいます。そこで工藤内科 院長の工藤孝文(くどう・たかふみ)先生に「レモンと食後血糖値抑制」について教えていただきました。

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食前のレモン果汁摂取で
血糖値上昇を緩やかに


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健康な20~30歳の男女12人を対象に、「米飯だけを摂取した場合」「レモン果汁15gを米飯よりも先に摂取した場合」「レモン果汁30gを米飯よりも先に摂取した場合」の血糖値の推移を検証。その結果、米飯を摂取する前にレモン果汁を摂ることで、食後の血糖値の上昇を抑えられることが分かりました。


通常、食事をすると血糖値は上昇します。

食後の血糖値が高いと糖尿病になりやすく、動脈硬化が進行したり、太りやすくなります。

最新研究では、ご飯の前にレモン果汁を摂ると、食後の血糖値の上昇を抑えられるとの報告があり、健康管理に役立つと期待されています。

生活習慣病や肥満治療が専門の工藤孝文先生に伺いました。

「レモンに含まれるクエン酸などの有機酸が、糖の吸収を和らげ、血糖値の上昇を抑える効果を期待できます。また、レモンの摂取量が多い人は、アディポネクチン量が多いことも分かっています」。

アディポネクチンとは、脂肪細胞から分泌される成分で、やせホルモンとも言われます。

インスリンの働きを強くすることで血糖値の上昇を抑える働きをします。

「血管の修復・拡張などの作用もあり、高血圧や糖尿病、脂質異常症、動脈硬化といった生活習慣病全般の予防・改善にも役立ちます。一部のがんについての予防効果も期待されています」。

おすすめの摂り方は、レモン水を食事の20分前に飲むことだと工藤先生。

「レモンの香りや刺激は交感神経を高めて満腹中枢に働きかけ、空腹ホルモンのグレリンを抑え込み、満腹ホルモンのレプチンの分泌を促します。その他、レモンドレッシングをかけたサラダやレモン果汁を使ったチキンソテーもいいでしょう」。

"食事+レモン"で、楽しく、体調管理に努めたいですね。

「食事+レモン」で生活習慣病を防ぐ

レモン果汁を使った簡単なレシピをご紹介します。

いつもの食事に摂り入れて、健康に役立てましょう。

食前に

レモン水
ミネラルウォーター1.5Lにレモン果汁大さじ3を入れ、冷蔵庫で冷やします。

レモネード
レモン果汁大さじ2、はちみつ大さじ1をグラスに入れて混ぜ合わせ、水150mlを加える。
好みで氷を浮かべます。

食事で

●レモンドレッシング
ボウルに、レモン果汁大さじ1と1/2、オリーブ油大さじ1、塩小さじ1/4、黒こしょう適量を入れてよく混ぜます。好みでしょうゆ小さじ1程度を加えてもいい。サラダにかけるのはもちろん、肉や魚料理にかけてもおいしく食べられます。

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取材・文/オフィス・エム(寳田真由美) 

 

<教えてくれた人>
工藤内科 院長
工藤孝文(くどう・たかふみ)先生
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在は、自身のクリニックで地域医療に注力。専門は、生活習慣病、漢方治療、ダイエット治療など。

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この記事は『毎日が発見』2021年1月号に掲載の情報です。

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