「終活」レポート/72歳女性の場合「運転免許証の返納し、車も処分しました」

年を重ねた皆さんは、いつから、どんなふうに終活を行っているのでしょうか? 今回、50~80 代の6名にその実態をレポート! 始めた年齢やきっかけ、方法もさまざまですが、みなさん、自分らしく終活に向き合っているようです。

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山野浩美さん(72歳)の場合

■同居家族

夫(77歳)

■住まい

戸建て(持ち家)

■終活を始めた年齢

60歳

■終活を始めたきっかけ

阪神・淡路大震災を経験し、モノは整理しておこうと思った。東日本大震災の映像も見て、さらに強く思うようになりました。

■最初に行ったこと

持ち物の整理(洋服など)。

■既に終わった終活

・車の処分、運転免許証の返納。
・遺影の撮影。

■いま行っている終活

持ち物の整理(洋服など)。

■工夫していること、心がけていること

・冷蔵庫と食器棚は「いましかない」と1年前に新品を購入。省エネで使いやすく、故障や買い替えの心配も当分なく安心です。
・その他はなるべくモノを増やさず、シンプルな生活を心がけています。

■これから始めたい終活

・エンディングノートの記入。
・お金の整理。
・母のきものの整理。

■悩んでいること、心配なこと

お金や葬儀のことは家族にもなかなか言い出しにくいですね。将来、有料介護施設に入居することを想定して、費用は自分が用意していますが、一体どうなるのか心配です。

■あなたにとって終活とは?

「今後生きていく上で心身を軽くしてくれる作業」。
一つずつ片付けて、気持ちもすっきり。「自分のことは自分でやらないと」と思えるようになりました。


終活カウンセラー協会・代表理事の武藤頼胡さんからひとことアドバイス

運転免許証の返納、よく思い切られましたね! 葬儀のことなど縁起でもないことを話せるのは元気なうちだけ。家族が集まるお正月やお盆などに切り出してみてはいかがでしょう?

いつやる?何をする?特集『終活に向き合う』その他の記事はこちら

 

<教えてくれた人>

武藤頼胡(むとう・よりこ)さん

終活カウンセラー協会 代表理事。明海大学ホスピタリティツーリズム学科外部講師。「終活」についての大切さを伝えるため、毎月巣鴨、浅草でアンケートを実施中。著書に『こじらせない「死に支度」』(主婦と生活社)。

この記事は『毎日が発見』2019年10月号に掲載の情報です。

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