3つの理由から考える「50代での転職は是か非か」

人生100年といわれる時代。50歳という年齢は「人生の折り返し地点」でもあります。わたしたちはゴールに向けて、どのように走っていくべきなのでしょう?「50歳は人生最大の転機であり、チャンスでもある」という実業家・本田直之さんの「自分をリセットし、変化と実験を繰り返しながら走り抜ける」エッセンスをお届けします。

※この記事は『50歳からのゼロ・リセット』(本田直之/青春出版社)からの抜粋です。

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50代は基本的に「会社を辞めてはいけない」

あなたが50代に差しかかったビジネスパーソンで、会社員として仕事をしているのなら「会社を辞めてはいけない」というアドバイスを送りたいと思います。

特に転職は経験したものの現在の会社には長年勤めているという人、新卒から1社で働き続けてきた人は、多くの場合、多少の我慢をしてでも、そのまま最後まで勤め上げるのが賢明です。

理由は3つあります。

1つ目は、客観的に見て条件がいいからです。退職までに支払われる給料、退職金といった金銭的な待遇面、慣れた環境で経験を積んできた仕事ができること、気心の知れた人間関係があること、あなたのパーソナリティが受け入れられているといった有形無形の働きやすさなど、そこに居続けることで得られるメリットはいくつもあります。

2つ目の理由は、毎月の給料を確保し、安定した環境にいながら60代、70代に向けた準備の時間が持てることです。退職してフリーランスになった人は仕事を作り、稼働しなければ報酬が得られません。また、独立して会社を起こし、何らかの事業を始めた場合も売上が上がらなければ収入は発生しません。

その点、乱暴な言い方になりますが、会社というところは勤めているだけで給料を出してくれます。毎月決まった金額が振り込まれる状態のありがたみは、サラリーマンという立場を離れた経験のある人の方がよくわかるかもしれません。

仮に50代半ばで役職定年になって給料が下がったとしても、自由な時間は増えるはずです。定期的な収入を得ながら人生の後半戦をどう生きるかの準備を始めるのに最適な環境です。

3つ目の理由は、時代の変化です。かつてサラリーマンが本業の他に仕事を持つことは禁止されていました。しかし、今は多くの企業が社員の「複業(副業)」を認める方向に舵を切っています。

また、インターネットが社会に浸透したことで、複業の選択肢も豊富な時代になりました。複業は収入の流れを2つ、3つに増やしながら、新たな経験を積むことできるという意味で、人生に広がりを与えてくれます。

 

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本田直之(ほんだ・なおゆき)

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役。ハワイ、東京に拠点を構え、年の5ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月を日本の地域、2ヶ月をヨーロッパを中心にオセアニア・アジア等の国々を旅しながら、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。(社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ。アカデミー・デュ・ヴァン講師。明治大学・上智大学非常勤講師。著書に、レバレッジシリーズをはじめ、『何を捨て何を残すかで人生は決まる』(青春出版社)、『トップシェフが内緒で通う店150』(KADOKAWA)等があり、著書累計300万部を突破し、韓国・台湾・香港・中国・タイで翻訳版も発売。

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『50歳からのゼロ・リセット』

(本田直之/青春出版社)

50歳は変化を受け入れられる最後のチャンス。ここからさらに前に進む人生とするのか、ゆっくりと後退していく人生でよしとするのか。一歩先行くライフスタイルを実践してきた著者が、50歳前後のすべてのビジネスパーソンに向けて、自らの実例も踏まえながら、変化の時代に対応し、「自分の」人生を充実させるための生き方・考え方を伝授する話題の一冊!

この記事は書籍『50歳からのゼロ・リセット』からの抜粋です

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