<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ころん
性別:女
年齢:51
プロフィール:結婚は向いていないので、身体の弱さと戦いつつも、自由気ままにソロ生活を楽しむ。ちょっと変わってる自覚はあり。
SNSをよく利用しています。
その中でもTwitterでは、好きな俳優さんのファンが自然に集まりコミュニティのようになっています。
同じ俳優さんファンでも少しずつ流派というか、違いがあってメンバー層がかなり違います。
私がよく見ているコミュニティでは、みなさんかなり大きいお子さんの話もされているので、年齢的には30代後半から60代の方が多いようです。
やり取りを見ては「ママ友の集まりとはこういうものか...」と思って拝読しています。
そんなやり取りの中で辟易してしまうのが、それなりに大きいお子さんがいるお母さんたちが、若い俳優さんへの生々しくて性的な妄想を書かれていること。
思わず...後ずさりしたくなります。
「これを男女逆の発言にしたらこの時代大変なことになるのに、女の人の発言は許されるのもおかしなものだ」
正直、そんな風に思っています。
さらに、自分の母親がこんな妄想をしてネットの世界にどんどん流していたら、私なら大喧嘩してでも止めるなぁ...とも思っています。
Twitterというのは「鍵」をかけない限り(本人が許可した人しか発言を見られないようにする操作)、世界中の人が読めるものです。
書き込んでいる奥様たちはその意識がないように思えます。
あまりにも無防備過ぎる!
旦那さんの愚痴や夫婦生活の夜の悩み、好きな俳優さんをああしてこうして...などなど、世界中に公開されていることを意識していたら、あんなにも赤裸々に書かないでしょう。
「鍵かけてやってくれー!」
「仲良いならLINE交換してグループLINEでいくらでもやってくれ! 同じファンであることすら恥ずかしい!」
なんてしょっちゅう思っています。
娘さんの水着写真をネットにアップされたお母さまには、さすがに危ないと注意をしたこともあります。
幼い女の子が被害に遭ったというニュースは自分には関係ないという感覚なのでしょうか。
こちらがヒヤヒヤしてしまいます。
そして一番難しいのは、SNSでの距離感です。
私個人、かなり厳格な家で育ったせいもあるのか、たとえネットとはいえ、第一声からのタメグチは身構えてしまいます(今でも両親とはですます調で話します)。
多少やり取りして、なんとなく人となりが分かった方から、ゆっくりと普通の友人同士のような会話をしています。
そのあたりの感覚が違う方から「おっはよー! 昨日の〇〇面白かったよねー!」のようなハイテンションで来られるとバシャッとシャッターを閉めてしまいがち。
失礼のないようひたすら丁重な態度を通しながら、フェイドアウトしてしまいます。
中には最初からそういう付き合いがしたい方もいると思うのですが、私には合わないようです。
このようにSNSにはモヤモヤしていることが沢山あります。
ですが一方で、なんでも話せる友人にも出会えました。
その方は、好きな俳優さんをきっかけに知り合い、他にも好きな物や感性が似ています。
遠方に住んでいるので、直接会ったことはないのですが、とても不思議な縁だと感謝したい程の友人です。
SNSでの出会いも、タイミングと運なのかなぁと思っています。
関連の体験記:夫が倒れて働きづめの私。進学を諦め、助けてくれた長女。並んで座った電車での何気ない会話に涙が...
関連の体験記:夫との出先でパート先から電話が...「なぜ出る!」と怒る夫。でも30年前のことを思い出してみて!
関連の体験記:「既読にならない方、賛成でいいですね?」LINEが流行り始めたころの「PTAグループトーク」の悲劇
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。