手取り14万円、親に生活費を押し付けてブランド三昧だった夫/かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。

結婚35年目。現在は夫婦二人と4ニャンとで暮らしています。

私と結婚すれば、私の親から金銭的な援助が受けられると思っていた夫。

しかし私の実家にそんな余裕はなく、夫としては完全に計算違いだったようだ。

というのも、夫がこれまでの生活を維持できていたのは、自分の親から何かと生活費の援助を受けていたからだった...

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当然の当然だが、手取りで14万円ほどしか無いのに家賃が3万6千円のアパートに住んでいた訳だから、夫には小遣いをほとんど渡せない。

産婦人科にお金が掛かるし、これまでは昼間は使わなかった電気も、私は昼間居るのでトイレにも行くし、テレビも観る、昼御飯だって食べる。

なんやかんやで、今まで夫が使っていた生活費の倍近くは色々掛かる。


結婚してから解った事だが、夫は凄まじい着道楽だった。

アルマーニやらジバンシー。

様々なスーツは全てオーダー物だった。

持っているメンズポーチも、全て1つ5万円は下らない物ばかりだった。

下着でさえ、当時百貨店でしか取り扱っていない、ブランド物の下着だったし、靴下は1足3千円の物だった。

1足3千円と言うと、現在で言うと5〜6千円の靴下というところだろう。

(ちなみに現在は、高くてもせいぜい1足500円程度の物しか履かせていません 笑)

夫に

『このスーツって、いくら?』

と聞くと

『30万』

と言い、

『生地自体をフランスから取り寄せてオーダーした。』

と言う。

『このワイシャツって、いくら?』

と聞くと

『イブ・サン・ローランの、1着3万円。それもオーダー。』

と答える。

そりゃ、30歳で金が無い訳だ。

なぜそんなことが可能だったかというと、これまで、夫は家賃・水道・ガス・電気代全てを親の通帳引き落としにしていて、その上、食費だなんだと母親から援助を受けていて、自分の稼ぎは全てブランド物に費やしていたのだ。

全く自立も何にもしていない。

結婚する時に夫が用意したアパートも、母親が借りて敷金礼金家賃と支払ってくれていた前のアパートを引き払った金を、そのまま使っただけだった。

私は『夫が用意してくれた』と思っていた訳だが、要するに親が払ってくれていたアパートを引き払った金を、本来なら親に返さなきゃならないにも関わらず、そのまま自分の金にしちゃっていた訳だ。

私と結婚して、そんな生活から一変だ。

妻の親がアテになると思ったからこそ、自分の母親に啖呵切って縁切ったのにも関わらず、妻の親からは一銭も入らない上に、小遣いまで貰えない。

これまではカッターシャツも全てクリーニングに出していたのに、妻はそれを家で洗いやがる。

おまけに、スラックスまでアクロンで手洗いしやがった。

給料が入った所で、ルンルンランランのショッピングには行けなくなり、

『服が欲しい。靴が欲しい。』

と、悶々。

夫は不満でいっぱいだ。

夫は、オボッチャマで、ブランドをこよなく愛する浪費魔。

おまけに親から援助貰いまくりの、金銭的に全く自立の出来ていない男だった。

金の無い男でも、夫婦で力合わせてコツコツとやって行ければイイと思っていた私が、間抜けだったのだ。

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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚35年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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