若くしてご主人を亡くしたご近所さん。気遣ってきましたが、ある日、子どもたちの冷たい視線に気付いて<前編>

「ご近所のご主人が50歳を前にして亡くなったと聞きました。そのお宅にはまだ小学生のお子さんが2人もいます。私と年齢も近く、他人事とは思えなかったため、お花を贈ったり、ちょっとしたおかずを持っていったり、少しでも役に立てばと気にかけていました。そして、これがきっかけで、前よりも奥さんと少しだけ仲が良くなったのです」

若くしてご主人を亡くしたご近所さん。気遣ってきましたが、ある日、子どもたちの冷たい視線に気付いて<前編> 40.jpg

■自分を責め、酒量が増えた奥さんが気がかりで...

昨年の夏、ご近所のご主人が亡くなりました。

そのお宅には小学校低学年の子どもが2人います。

上の子は、私を見かけると明るくあいさつをしてくれ、とてもいい子だと感じていました。

私は自分の子どもは特に欲しいと思ったことはありませんが、子どもは大好きなので、見ると自然に笑顔になります。

奥さんとも顔を合わせることが多く、よくあいさつしていました。

ご主人はほとんど見かけたことがなく、顔もよく分かりませんでしたが、訃報で私と同年齢であったと知りショックを受けました。

さらに夫の母も2カ月前に亡くなって辛い思いをしたばかりだったので感傷的に...。

ご家族全員のことが気の毒に思え、すっかり同情してしまいました。

とても無視できず花を贈ったことがきっかけで、前より少しだけ仲良くなりました。

店を経営していて不自由のない生活をしていたようですが、奥さんはフルで働かなくてはいけなくなったと聞き、2、3回おかずの差し入れをするととても喜んでくれました。

その後、彼女には近くにご両親がいるらしく、私が心配する必要はないことが分かり、差し入れはやめました。

話をすると、奥さんはよく自分を責める言葉を漏らします。

もともとお酒をよく飲む方だったようですが、ご主人が亡くなってからは酒量が増えているそうです。

この状況では悪い酔い方をするのではと心配になりました。

そこで私は、今度何か楽しいことをしましょう、と提案したのです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP