20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。
冬のはじめに東北へと出かけた中道あんさん。地元大阪の秋に寒さを感じなかったこともあり、持ち物に失敗が...。持って行って良かったものも教えてくれました。
【前回】タンスの肥やしが驚愕の金額に! 久々の「捨て活」でバッグを査定してもらった結果
今年の秋は暖かくて、冷え込む日を感じなかった大阪人の私。
冬になる、11月29日から12月1日まで、岩手県の花巻と盛岡を旅してきました。
大阪人からすると東北というだけで「極寒」のイメージがあります。
とはいえ、今年は暖かいし東北といえども寒くないんじゃないのか?とインターネットで天気予報を調べてみますが、どうも実感できないでいました。
なので、最悪を想定して寒さ対策であれこれ詰め込んだら、スーツケースはパンパンに。
この旅の一番の後悔は洋服選びをミスったことです。
あれば、便利と思って持ってきた、ジレタイプのダウンコート。
ウールジャケットの中に着ることでかなりの防寒になるのですが、めちゃくちゃかさばりました。
さらに、それでも寒かったらと心配して使い捨てカイロも持っていったのに、結局は使わず仕舞い。
カイロを貼ればダウンコートは必要なかったのでもっとコンパクトにできたと思います。
そして、厚手のハイネックのセーターと丸首のカシミアセーターの2枚を持っていきましたが、カシミアセーターは温かくてしかもかさばらないので、2泊3日しかないのならこれを着たきりにすれば良かったと後悔。
逆に、良かった持ち物は、シルクのスカーフです。
「おしゃれ」と「暖かい」を兼ね備え、時には風呂敷にもなるし目印にもなります。
首にクルクルと巻くだけで冷たい空気を遮断してくれますし、シンプルなニットもオシャレに見えます。
温泉街を周遊する送迎バスで駅まで送ってもらうときには、スーツケースのハンドルにスカーフを巻いて目印に。
私のスーツケースはどこにでもあるタイプで見分けがつきにくいので、飛行機に荷物を預ける時には間違って持って行かれないように目印にスカーフを活用しています。
そして私の旅には、お財布ポーチが必需品です。
行動は、軽くて丈夫なトートバックとお財布ポーチの2個もち。
スーツケースをホテルに預けたら、トートバックを手にさげ、お財布ポーチを斜めがけします。
トートバックの中には入れているのはこんなアイテム。
〇お手拭き・ハンカチ・テッシュなどの代用にもなる「懐紙」
〇唇が乾燥するので「リップクリーム」
〇自分の好きな場所で自分の思い出作りができる「自撮り棒」
〇小さく折りたたんだ「エコバック」
お財布ポーチには、スマホと少々の現金、交通カード、クレジットカード。
トートバックの中は物でごちゃごちゃしがちなので、財布やスマホを探す手間がストレスになります。
大雑把な私は、トートバックの中にぽいと物を放り込むクセがあり、手を突っ込んで「あれ?財布はどこ?えー失くした?」なんて大慌てすることは日常的です。
そういう人は財布とスマホは別持ちすることで、旅のストレスを軽減させます。
トートバッグの中を整理整頓するためにバックインバックを入れておく方法もおススメです。
さて、今回の旅、花巻では大沢温泉でゆったりお湯につかりお肌がすべすべになりました。盛岡ではビジネスホテルに泊まったのですが、大浴場には天然温泉があるという贅沢さ。
私の旅の楽しみはバスタイムにあります。
温泉がついていないホテルではバスソルトや入浴剤を持っていき、部屋の浴槽にいれて旅の疲れを癒やしています。
今回はその必要がありませんでしたが、エアコンや冷たい空気で乾燥しがちな体は、ボディクリームで保湿をしています。
ボディクリームを持参したので、ハンドクリームは持っていかずボディクリームで代用。
冷たい空気に手がさらされるとすぐにカサカサになってしまいますが、クリームが1本あればすごく重宝します。
用途別に持ち物を作ると、どんどん嵩が増えるので代用できるものは代用します。
今年は、たくさん旅に出かけました。
来年も、健康に気を配り、足腰を鍛えて、ひとりでどこにでも行けるソロトラベラーでいたいです。
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