「日本各地を旅行する際、いつもあることを確認するのが習慣になっている私(47歳・女性)。そのあることとは『ゴミ箱』の表記です。『もえるごみ』『可燃物』などなど。地域によって微妙に異なる表記に困惑しつつ、ちょっと意外な事実も発見!?」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■ゴミ箱の表記は分かりやすいのが一番のはずなのに...
現在、海外在住の私たち夫婦は旅行が好きで、毎年(コロナ禍を除く)海外だけではなく、日本の各地も訪れています。
日本を旅行する際、私にはちょっと習慣になっていることがあります。
それは、公共の場に置かれてあるゴミ箱の表記を確認すること。
ゴミ箱の表記は主に「もえるごみ」「プラスチックごみ」「ビン・缶・ペットボトル」などと、分かりやすく表記されているのが一般的かと思います。
しかし地域によっては「可燃物」「不燃物」と表記されたゴミ箱もあります。
それがとても興味深く、「この地域はこっちか」などと思いながら見ています。
私の出身地では「可燃物」「不燃物」といった表記には馴染みがなく、初めて目にした際には混乱し、どのゴミをどちらへ入れたらいいのか分かりませんでした。
恐らく私だけではなく、こういった表記に馴染みのない地域に住む人の多くは「え⁉」となるのではないでしょうか。
正直、私としては「不燃物」と聞けば、缶やビンのみをイメージしてしまいます。
そのため、プラスチックゴミは「可燃物」のほうに入れていました。
現在、私の両親が住む地域では、汚れたプラスチックゴミは「もえるごみ」に出すよう行政から指導されているため、公共の場で洗わずに捨てるプラスチックゴミは「可燃物」に違いないという意識もありました。
しかし、念のため「不燃物」のゴミ箱内を覗いてみると、普通にプラスチックゴミが入っていたため、恐らく公共の場におけるゴミ箱の「不燃物」とは、リサイクルゴミ全般を指すのだと思われます。
ただし、これは自治体によって解釈は異なると思うので、確証はありません。
■ゴミ箱の表記の分かれ目は、あの「天下分け目」の場所!?
つい先日、休暇で滋賀県と岐阜県へ旅行した際、ゴミ箱の表記で興味深い発見がありました。
私たちはまず滋賀県の彦根市に泊まり、その後、岐阜県の大垣市に泊まりました。
地理に詳しい方ならピンと来るかと思いますが、ちょうど「関ヶ原」の西側と東側です。
あくまで、私が確認したゴミ箱に限られるのですが、関ヶ原を挟んで西側では「もえるごみ」などの表記、そして東側では「可燃物」「不燃物」の表記が多くされていました。
関ヶ原と言えば、東西文化の境目とよく言われますが、「まさかゴミ箱の表記までもが関ヶ原で分かれるの?」と、少し驚きました。
そして「可燃物」「不燃物」表記のゴミ箱へゴミを捨てる際に、ゴミ箱の中身をチェック。
すると、どちら側にも同じようなゴミが入り混じっており、プラスチックゴミは両方に入っていました。
私の勝手な分析では、恐らく間違ったゴミを入れたのは、「可燃物」「不燃物」表記に馴染みのない地域から来た旅行者だと思われます。
現在のところ、関ヶ原から東側の地域では「可燃物」「不燃物」も含めいろいろな表記を目にしましたが、なぜだか西側の地域では「可燃物」「不燃物」表記を目にした経験がまったくありません。
西側ではどこでも使われていないのか、とても興味深いです。
一般的にはどうでもいいことでしょうが、今後もいろいろな地域でゴミ箱の表記を確認したいと思います。
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