こんにちは。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
【前回】銀行の営業は「自分では買いたくない商品」をお客に売ろうとするって、知ってました?
前回の記事で、大手の銀行で投資をしようとすると、手数料が高い金融商品を営業されるので、お勧めしないということを書きました。
では、どこの金融機関で投資をし始めたらいいかというと、私はネット証券をお勧めします。
理由は、大手の銀行のように営業を受けることがないというのはすでに紹介した通りです。
どれくらい営業がないかというと、私はとあるネット証券で数千万円の資産をここ10年ぐらい運用していますが、そのネット証券から営業の電話を受けたことは、記憶がある限り一度もありません。
一方で、大手の都市銀行は残高がほとんどないのに、一年に一度ぐらいは忘れたころに電話で営業があります。
皆さんもきっと経験したことがあるはず。
どうせお断りするのは決まっていますから、私は銀行からの電話は着信拒否するようにしています。
これは生命保険でも同じことが言えます。
昔ながらの訪問営業が中心の生命保険会社からは頻繁に営業があるものですが、ネットの生命保険会社はほとんど営業をしてきません。
私の祖母は生命保険の営業の仕事をしていて、私の父やそのきょうだいを育てあげたので、金融の営業を悪く言いたくはないんですけど、やっぱり、顧客第一の手数料が低い商品は、なかなかお勧めされにくいところがあります。
広告でよく見かける学資保険のような、保険会社にとって儲かりにくい金融商品は、保険会社が営業するための手段として使われていたりします。
例えば、契約するのにネットでは完結せずに販売員と直接やり取りが必要だったり、契約期間中に色々な保険を紹介されたりします。
話は戻って、ネット証券がお勧めの理由は、商品ラインナップが全然違うというのがあります。
具体的な社名は言いませんが、ネット証券のナンバーワンとツーの会社は、2500ぐらいの投資信託を販売しています。
しかも毎年増やしてる......!
一方で、大手都市銀行は、だいたい200ぐらい、多くても600ぐらいしか投資信託を販売していません。
しかも数は全然増えない......!
要するに最大10倍ぐらい、扱ってる商品数に差があるわけです。
これだけ扱ってる数が違えば、手数料が物凄く安い商品や、自分が欲しい商品が、どちらの金融機関で購入しやすいかは言わずもがなですよね。
近所にスーパーマーケットが二店あって、取扱商品数が十倍も違っていたら、普通は商品数が多いほうを選ぶはず。
もちろん、商品数が少ないスーパーが物を格安で販売してるなら話は違います。
ただ、銀行は手数料が高い商品ばかりを売ろうとするんですよね......。
私はネット証券の回し者ではないので、絶対にネット証券を使ったほうがいいとは言いません。
何しろ、ネット証券は身近に店舗がないから少し抵抗感があるのはよく分かりますし。携帯電話の契約も何だかんだで、キャリアが運営しているところで契約するのは安心感があります。
ただ、ネット証券が潰れちゃうのが怖いということなら、大手のネット証券は上場しているか、大企業のグループに属しています。
さらに、証券会社が潰れたとしても、分割管理の原則というのがあって、投資したお金は全額保護される仕組みがあります。
そうすると後に残るのは、よく分からないから銀行で手数料が高い商品をお勧めしてもらうか、自分で勉強してネット証券で手数料が安い商品を探すか、という選択になります。
この記事を読んだ人がどちらを選ばれるかはご自身の判断でしょうが、私は、投資で資産を増やすことが目的なので、色々勉強して、手数料が安いお得な金融商品をネット証券で購入している次第です。
今日は以上となります。ではでは!!
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