「老後資金はいくらあれば安心なの...?」将来が不安な人は「シミュレーション」をしよう/斗比主閲子

こんにちは。斗比主閲子と申します。

アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。

※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)

【前回】短期間で投資資産を売り買いする「回転売買」は損しやすい? 私がやらない「3つの理由」

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私は老後のお金の心配がまったくありません。

こう書くと、「自分で富裕層と言っているぐらいお金があるから、お金の心配がないだけでしょ?」と思われるでしょうが、そうではありません。

私のように現役時代に資産を蓄えていても、老後のお金が心配になる人はいます。

それどころか、「今の資産では足りないかもしれないから、もっと増やさないといけない」と考えて、際限なく増やそうとし続ける人もいたりします。

世界的に見て、どこの地域もお金を払わずに安全で、医療体制も充実していて、年金の仕組みもしっかりしている日本で、どうして老後が不安になるのでしょうか。

不安になる理由の一つに、「老後の生活の支出のイメージが湧かない」というのがあると私は考えています。

例えば、住環境。

「高齢者は賃貸住宅を借りるのが難しいらしい」という話を聞くと、それだけで不安になりますよね。

借りられないなら、家を自分で買った方がいいかもしれないと迷っちゃうことも。

「住む場所がないかもしれない」というのは凄く怖いことですから、それが理由で老後に不安を持つのは理解できるところです。

他には、健康状態。

「年を取ったら、何かと身体に不調をきたしていて、医療費もかなりかかるらしい」というのは多くの人が想像していることだと思います。

健康は何よりも重要なものですから、健康の維持のためのお金の支出が大きくなるのは、不安で不安でたまらないと思います。

そして、介護。

「将来自分が寝たきりになるかもしれないし、認知症になるかもしれない。老人ホームに入るのでも、介護費用がしっかりないと生きていけない」というのも、非常に多くの人が抱える悩みだと思います。

では、住居費、医療費、介護費用を実際にシミュレーションしてみるとどうでしょう。

本当に賃貸ができるか不安なら、まずは地元の不動産会社で高齢者向け賃貸がどれだけあるかを確認してみるといいですよね。

自分の子どもが保証人になること、一定の収入・資産があるのを示すことなどで、高齢者でもある程度賃貸ができることが確認できるかもしれない。

医療費は、健康状態によって変わるでしょうが、平均的にどれくらい高齢者が支出しているかは調べられます。

私が調べた限りだと、年間の医療費は70代になってから急に増えて、年間50万円を超えてきます。

「そんなお金なんてないよ!」と思うかもですが、安心してください。

70歳以上で所得が現役並みでなければ自己負担額は2割ですから、年間10万円に満たなかったりします。

75歳以上で所得が現役並みでなければ自己負担額は1割です。

収入が十分ある人は自分で払う金額が3割でも、所得がなければ、年を取った時の自己負担額は大きくないのです。

介護費用はどうでしょうか。

公的な介護保険サービスを受けられる、要介護認定がされている人の割合を見ると、75歳未満でも10%に満たず、75歳以上になって段階的に増えていきます。

一方で、日本の平均寿命は男性が約82歳、女性が約87歳です。

何が言いたいかというと、そもそも介護が必要になる人は全員ということではないし、介護が必要になってからも、あまり大きな声では言えませんが、みんながみんな長生きするわけではないんですよ......!

それに、国の介護保険もある。

冒頭の繰り返しになりますが、私が老後のお金の不安がないのは、こういうシミュレーションをしているからです。

自分が老後になったときに、どれくらいお金がかかるかを想像して、計算しているわけです。

その上で、将来の支出を少しでも減らせるように、今の家を長く使い続けられるようにメンテナンスはしっかりして、食生活とちょっとした運動で健康を維持するようにしています。

とにもかくにも将来が不安な人は、老後シミュレーションと健康的な生活がおすすめです。

今日のところは以上です。 ではでは!!

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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斗比主閲子

"アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層。旧帝大卒で年収は2000万円"ということになっています。ゆりかごから墓場まで、ありとあらゆる人間関係トラブルの相談を趣味で対応しています。単著『私って、甘えてますか?』(総合法令出版)

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

斗比主閲子さんのブログ:斗比主閲子の姑日記

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