日経平均がバブル後最高値を連日更新。今こそ株式投資をするべき? それとも売るべき?/斗比主閲子

こんにちは。斗比主閲子と申します。

アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。

※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)

【前回】どの株を選んだら良いか分からない ! そんな私が投資で利益を出せた「理由」

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日経平均がバブル後最高値を更新したというニュースが連日流れています。

「日経平均って何?」

「バブル後最高値っていつの時点から?」

と思っている人のために、少し解説すると、まず、日経平均は日経新聞が日本で上場している代表的企業を225社を選んだ株価指数です。

日経平均は常に数字が更新されているので、上がったり下がったりすると、日本の上場企業の株価の状況が簡単に分かる、便利な指標です。

続いて、バブル最高値について。

もはや今は昔なんですが、日本でバブル=実態がなく株価や土地の値段が上昇していたとき以降で、株価が最高値になっているということです。

日本で日経平均が最高値になったのは1989年12月29日の38,957円のことでした。

以降は株価がずるずると下がり続けて、2000年代には10,000円を切っていたのは記憶に新しいと思います。

それが現在は日経平均が3万3千円ぐらいに戻っていて、これが約30年ぶりの水準だということで、大騒ぎになっているわけです。

なぜ、日本企業の株価がこれだけ伸びているかは、色んな人が分析しているので、私みたいな素人が何か言うのはおこがましいんですが、バブルのときみたいに実態なく株価が上がっているわけではなさそうです。

株価が割高か、割安かを見るときの指標として、企業が出している利益に対して株価がどれくらいになっているかという株価収益率(PER)というものがあります。

だいたい、10~15倍ぐらいが標準的で、すごく成長している企業だと20倍とか、下手をすると100倍とかになったりもします。

バブル期の日本だと、日経平均のPERが60倍ぐらいだったようです。

それから30年経った、バブル後最高値更新といっている現在では、15倍ぐらいです。

バブル期よりは、企業の利益は成長しているというのが、これで分かります。

それで、ある程度実態に沿って、こんなに株価が上がっている状況だと、「株式投資をしたほうがいいのかな?」と思う人はいると思います。

私が先日外食をしたときにも、隣のお客さんが、「これだけ上がったのだからもう売ってしまうか」「いやいや、まだまだ上がるんじゃないか」みたいな話をしているのを聞いたぐらいですし。

他の人に対してどうしたらいいかはアドバイスはできませんが、私が取る行動は決まっています。

それは、特にバブル最高値というのは何も考えずに、ひたすら毎月一定金額で株式の投資信託を買い続けるだけです。

つまり、これまで15年以上続けてきたことを変わらず続けるということですね。

「え、それって今から株価が上がるかもしれない恩恵を受けられないんじゃないの? たくさん買った方がいいのでは??」と思う人はいるかもしれないし、逆に、「今、こんなに上がっているんだから、投資は一旦止めた方がいいんじゃないの??」と思う人もいるでしょう。

結局、そういうことで、この後株価がどうなるかが私には分からないんですよね。

途中で、株価収益率(PER)という専門用語を紹介しましたけど、あれだけで、株価がどうなるかは説明できないですし。

円安とか、物価上昇とか、色んな要素があります。

超難しい!

ただ、世界経済は緩やかに成長し続けるというのは私は信じているので、今がどうかはあまり考えずに、一時的に、どんなに株価が上がっても、どんなに株価が下がっても、ひたすら毎月株式投資をし続けるようにしているわけです。

10年単位で、毎年5%ぐらい増えたらいいなという方針です。

どんな風に投資をするかは、個人の好みで大きく分かれるところですから、私のやり方が正解とは言いませんし、言えませんが、ご参考まで。

今日のところは以上です。 ではでは!!

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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斗比主閲子

"アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層。旧帝大卒で年収は2000万円"ということになっています。ゆりかごから墓場まで、ありとあらゆる人間関係トラブルの相談を趣味で対応しています。単著『私って、甘えてますか?』(総合法令出版)

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

斗比主閲子さんのブログ:斗比主閲子の姑日記

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