どの株を買うべき? 金融商品の「買い時」が分からない私の「サブスク形式」投資法/斗比主閲子

こんにちは。斗比主閲子と申します。

アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。

※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)

【前回】「うまい儲け話なんてない!」他人からの"投資の誘い"を断る私が信頼する「投資先」は...

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長年投資をしていると、「今は株価が上がっていて、高過ぎるから買わないほうがいいよね?」という声を見聞きすることがしばしばあります。

また、逆に、「今は株価が下がっているから、これから下がることを考えると買わないほうがいいよね?」という意見もたまに見ます。

確かに、雑誌やテレビで、「今は株価がうなぎ登りで絶好調だから、投資をしたら簡単に儲かる!」みたいな特集があると、「そんなに上がっているなら、実はこれから下がるんじゃないか?」と疑うのは正常な感覚です。

一方で、「あの時の盛り上がりは一体何だったの......!?」と思うぐらい、雑誌やテレビも投資の特集が影を潜め、株式市場が低迷しているようなときだと、「今買ってしまったら、しばらく株価が回復しないで塩漬け状態になっちゃうのでは?」と思うのも正常な感覚です。

あ、塩漬けというのは、漬物を作るわけではなく、投資した金融商品の値段が下がっちゃって売れないから(売ると損しちゃうから)、そのまま保有し続けることを意味する金融用語です。

私みたいに15年ぐらい投資をしていると、世の中で投資がブームになったり、閑古鳥が鳴いたり、そういう浮き沈みを何度となく見てきました。

投資の対象となる金融商品も、名前に「商品」がついているように、一般に売られている家電製品や食料品と同じように商品なのは確かです。

何しろ、値段があって売り買いできるわけですから。

普通の商品を買う感覚だと、シーズンから外れた服が安く売られたり、観光地の外食が高くついたり、消費期限が間近な商品にスーパーマーケットで割引シールがついたりするように、適正とされる価格が変動することは良くありますよね?

ペットボトル飲料は、自動販売機やコンビニエンスストアで買うと高いけど、スーパーだと安いとか。

生活の知恵です。

そういう感覚で、金融商品に投資をしようとすると、値段が日ごとどころか、秒単位で値段が変わることに驚くはずです。

適正価格がいくらかが全然分からない......!

金融商品の価格は、物凄く変動していて適正な値段というのが分からないから、全体的に上がっているとか、下がっているとか、そういう何となくの流行があると、「いつ投資をしたらいいの(金融商品を購入したらお得なの)⁉」と悩む人がいるのはよく分かります。

では、こんなよく分からない金融商品を私がどうやって買っているかというと、毎月定額購入です。

今流行りのサブスクサービスに月額課金するのと同じ感覚です。

毎月一定額(金額は秘密!)をオンライン証券会社のサービスを利用して、もう10年以上購入し続けています。

どうしてこんなことをしているかというと、私も、いつが買い時かが全然分からないからです......!

バーゲンで、「この服、めっちゃ安い!」みたいな感覚で、「この株、めっちゃ安い!」という目利きができればいいんですが、私にはそんなことはできません。

だから、株価が高いとか低いとかを一切気にしないで、長い間、毎月一定額を購入し続けています。

サブスクだったら、「必要かどうか考えて、契約解除したら?」と断捨離されそうなやり方ですよね(笑)

でも、実は投資の世界では、一定額を投資し続けるという方法は一般的で、割と推奨されているやり方だったりします。

サブスクと違って投資したお金が消えてなくなるわけじゃないし、素人の余計な判断が入らないのがポイントだったりします。

投資をいつ始めたらいいか、どう続けたらいいかに悩んでいる人がいたら、こういうサブスク(毎月一定額の購入)形式もあるということを知ってもらうといいと思います。

サブスクみたいに、毎月500円からでも始められます。

超お手軽です。

以上、今日はこんなところです。 ではでは!!

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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斗比主閲子

"アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層。旧帝大卒で年収は2000万円"ということになっています。ゆりかごから墓場まで、ありとあらゆる人間関係トラブルの相談を趣味で対応しています。単著『私って、甘えてますか?』(総合法令出版)

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

斗比主閲子さんのブログ:斗比主閲子の姑日記

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