こんにちは。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
【前回】 今年の「お金の計画」を立てよう! 年間の収支は? 旅行に行く余裕はある?
誰もが年を取って感じるのは体力の衰えですよね。
若いころには当たり前にできたこと、例えば、長時間働いたり、徹夜をして友達と遊んだり、長時間読書をしたり......といったことが40歳を過ぎたころからできなくなってきます。
待ち合わせの時間に遅れてしまうと、ちょっと急いで走っただけで息が上がる。
その程度の運動なのに翌日に筋肉痛になっている。
私もこういう経験を何度もして、「ああ、年を取ったな」と実感しました。
年を取ってから体力が落ちるのは心肺機能の低下もあるでしょうが、やはり筋肉が減少しているのが大きいですよね。
筋肉がもっとも多いのは20歳ぐらいといわれ、何もしなければ筋肉は年を経るごとに徐々に減っていくことになります。
「サルコペニア」という言葉を見聞きしたことがある人も多いんじゃないでしょうか。
筋肉が減りすぎると、ちょっと体を起こしたり、歩いたりするぐらいのことが大変になってきます。
なので、年をとっても体力を落としたくない、ある程度は維持したいと思っているなら、ちょっとした運動や、そして筋トレが必要になってきます。
筋トレは最近ブームになっていて、始めている人も多いですよね。
若い人が筋骨隆々になるためではなく、高齢者が健康を維持する目的の筋トレプランも紹介されています。
筋トレを今から始める人向けに色々なコツが説明されている中で、私が大事だと思っているのは、筋トレを継続することです。
筋トレを2〜3日休んだぐらいでは、いきなり筋肉量が低下するということはありません。
ただ、筋トレをしなくなってから1カ月も経つと、せっかく増えた筋肉が低下していくといわれています。
というわけで、ある程度年を取ってから健康を維持するために筋トレをするなら、週に一回でも、長期間筋トレを続けることが大切になってきます。
この「長期間続ける」というのは、あるものでも大切です。
そう、投資です。
投資は長い期間をかけてコツコツと資産を積み上げていくものです。
短期間で一気に利益を得ようとしたり、せっかく投資をしはじめたのに投資資金をすぐに現金化したりすると、なかなか資産が形成されてきません。
最初に大きな金額が投資できなくても、毎月コツコツと1万円ずつでも投資をする。
そして、一度投資をしたお金はすぐには売却しないで投資をし続ける。
そうすると、しばらく経って資産が形成されています。
例えば、毎月1万円、年間2%の利回りで投資ができるとすると、10年後には132万円になります。
同じ金額を貯金に回していたら120万円なので、12万円分が投資をしたことで増えたものになります。
投資には複利効果といって、投資によって増えた部分もさらに増えていくんですよね。
徐々に増えていくことから、雪だるまみたいだとたとえられることもあります。
この複利効果を得るためにも、投資はやはり長く続けたいものです。
筋トレは年を取ってから健康を維持するために長期間続けていく。
投資は生活にゆとりを持たせる、ある程度の目標金額を手に入れるために長時間続けていく。
全然別のことに見えて、共通点があることが面白いなと思い、今回記事にしてみました。
ちなみに、筋トレで健康を維持できれば、不要な支出が減らせるので、筋トレも体への投資とも言えるかもしれませんね。
以上、今日はこんなところです。 ではでは!!
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