はじめまして。「あっけらかん」というブログをやっているイラストレーターなとみみわです。
向かって右から、なとみ(本人・酒好き47歳)、ばあさん(姑・少し認知症の88歳)、ブルース(一人息子・いつまでたってもまだ男子な21歳)、愛犬りく(ジャックラッセルテリア・ガウガウ系女子7歳)、ダンナ(なとみの夫でばあさんの息子・ちょっと頑固な58歳)、の5人家族です。
最初は息子の子育てブログとしてスタートさせたのですが、いつの間にやら介護ブログに移行し、いつの間にやらばあさん大人気(笑)
少しづつ年老いていくばあさんの日常や、家族の日々の出来事を面白おかしく(時には毒を、時には涙を)綴ってまいりましたが、今年の5月14日、88歳でばあさんが永眠。
こちらではそんなばあさんの話を中心に、ブログでは描ききれなかったお話や、リアルな夫婦の話、実母のお話などもちりばめ、らゆるゆると描いていけたらと思っておりますのでよろしくお願い致します。
今回はばあさんとの同居に到るまでのお話です。
それは突然やってきた
あれは、2007年のGW明け、ばあさんから一本の電話が...
GWに遊びに行った時、あんなに元気だったのに?
胆石の手術??なになになに〜〜〜〜〜〜???
慌てて病院に駆けつけると、ばあさんちょ〜〜余裕顔でこう言った。
ばあさん「ちょっと胆石取ってくるから〜〜」
ってあんた...コンビニ行くみたいに...
看護師「簡単な手術ですから大丈夫ですよ〜〜」
あ、そうなの?とりあえず一安心。
簡単な手術で、すぐ退院。のはずが、なかなか回復せず、結局5ヶ月の入院となりました。
そのなが〜〜い入院生活中にばあさんは...
こんなんなりました...(汗)
今思えば、この症状、入院中に高齢者がよくなる「せん妄」。
一時的に意識が混乱している状態で、きちんと対処すればほぼ回復すると言われているらしいのですが...
この当時はそんな事全然知らないもんで、初めて見るばあさんの姿にただただあぜん...
あんなに元気だったばあさんが...
ダンナの悲しみは計り知れない...
そんな中担当医から、
はあ?同居?はあ??
いやいや、もちろんいずれはって思っていましたよ。
でも、ちょっと待って!!だって...だってこんな、急に...?
それってもっと先のことで、まだまだ遠い未来のことだって思っていたのに
同居と介護、それは突然やってきた!!
それから約半年後...
このときばあさん78歳。
88歳の看取りまで、10年間にわたる
長くて短い同居生活が始まったのであります。
【次のエピソード】まだ78歳?もう78歳?義母に対する夫と私の認識の違い
【まとめ読み】笑いと涙の「ばあさん」との介護の日々!なとみさんの記事リスト
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雑誌編集社の勤務後、テレビ制作会社に勤務。子育ても終わり趣味であるマンガを描きつつイラストレーターに加齢(?)なる転身。ブログ「あっけらかん」を運営する、Ameba公式ブロガー。
※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。
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