バカだけど全部「愛」ゆえ!お互いの思いが通じた時/なとみみわ

前回のエピソード:今でも思い出す。不器用な夫の気持ちに気づいて本当にうれしかった瞬間

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別に厳しくしなくてもいいんだけど、でも厳しくしないってことは、ばあさんの老いを認めるっていうか・・・諦めるっていうか・・・

ダンナはそういう風に思っていたみたいです。でもそれ私もわかる。

母親を思いやるあまり、厳しくなってしまうダンナ。本当はもっと優しく寄り添いたかったんだと思います。

ばあさんだって自分のせいで家族に迷惑かけてる・・・って本当に肩身の狭い思いをさせてしまいました。

私だって1人で意地張って、全部背負い込んで、疲れ果てて、最後はキレて・・・って、なんて自分勝手なんでしょう。


今回、思いを伝えられて本当によかった。

伝えることの大切さを実感しました。

そして自分が思うよりも、相手にはあまり伝わってないんだなあ〜とも思いました。

家族は今日会って、明日さようなら〜〜!ってわけにはいかない。

長い時間共に歩いて行くんだもんね。

辛いことも楽しいことも、みんなで少しづつ分けあって、そうやってゆっくりと、家族になって行くんだろうなあ・・・

【次のエピソード】老いは悲しく切ないもの?義母のワンオペ介護を通して学んだこと

最初から読む:義母に「せん妄」の症状が...!介護と同居は、ある日突然やってきた/なとみみわ

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なとみみわ

雑誌編集社の勤務後、テレビ制作会社に勤務。子育ても終わり趣味であるマンガを描きつつイラストレーターに加齢(?)なる転身を遂げる。livedoor公式ブロガー。


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『ばあさんとの愛しき日々』

(なとみみわ/イースト・プレス)

【2019年5月発売!】ガンコだけど可愛くて憎めない、なとみ家のばあさん。いつも笑顔とすっとぼけた言動で家族を楽しくふり回す毎日。そんなばあさんと暮らした楽しくってかけがえのない日々を、あたたかく描くコミックエッセイです。

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