前回のエピソード:介護はある日突然やってくる。日常を揺るがす「ばあさん」のヒザ痛
次の日もばあさんの膝は痛いまま。
それでもなんとかディサービスに行ったばあさん。
デイさんの送迎車が止まる、マンションの車寄せまではいつもならほんの5分ぐらいの道のり。それがその日は15分もかかり、さすがにばあさんもぐったりです。
整形外科に予約を取ろうとし電話をしたのですが、取れたのは翌日の予約。
明日はさすがに車移動だな・・・と思いダンナにお願いすると・・・
ばあさんから完全撤退を決めたダンナは、その日以来ばあさんに背を向け、撤退したあの場所にずーーーっと留まったまんま。
「こんなはずじゃない・・・」と、ばあさんを責めたり、自分を責めたり、そこから一歩も進めずにおりました。
でも、そんなダンナを説得したり、手を引いてあげる暇はなとみにはありません。
いきなり急降下で走り出したばあさんを、とにかく追いかけるのに必死!!
ダンナを振り返っているヒマなんて一ミリだってありゃしません。
もういいや。全部1人でできるもん!
そう思ってしまったなとみ・・・。
この時は本当に1人でぜーーーんぶできる!!そう思っていたのですが、
いやいや、現実はそんなに甘くないんですね。
ちなみにこの時が初めてばあさんと手を繋いだ日です(笑)
すごい恥ずかしいのは何でだろう???
続きます。
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【まとめ読み】笑いと涙の「ばあさん」との介護の日々!なとみさんの記事リスト
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雑誌編集社の勤務後、テレビ制作会社に勤務。子育ても終わり趣味であるマンガを描きつつイラストレーターに加齢(?)なる転身を遂げる。livedoor公式ブロガー。
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