こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴った ブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
【前回】気難しい義父にはひとまず内緒で...「特別養護老人ホーム」の見学へ/山田あしゅら
【最初から読む】義両親の様子がおかしい...介護生活がはじまった日/山田あしゅら
入所型介護施設には代表的なものとして...
特別養護老人ホーム
介護老人保健施設
介護医療院
ケアハウス
有料老人ホーム
サービス付き高齢者向け住宅
グループホーム
...などがあります。
入所基準や費用、特色は様々で、最初はどの介護施設が適しているのか分からないことも多いのではないでしょうか?
施設選びを始めたばかりの私たちも正直なところ詳しいことは全く分かっていませんでした。
今回的を絞って見学することにしたのは『特別養護老人ホーム』。
選んだ1番の理由はやはり費用面の安さだったと思います。
さて、どういった施設だったのか...ここから前回の続きです。
応対してくれた施設長さんの説明によると、この『にこにこ園』の敷地内には特養のほか、ショートステイ、デイサービスもあり、別棟に地域密着型のグループホームも併設している『複合施設』だということでした。
グループホームは認知症対応型なので義父は該当しませんが(一応義父に認知症の診断は下りていません)、特別養護老人ホームとは別の施設なので両方同時に申し込むことも出来るのだそうです。
と施設長さんの言葉にホッとしたのも束の間...
制度改正で特別養護老人ホームの入所要件が『要介護3』以上に引き上げられたのは2015年の4月からでしたが、この時(2014年8月)には既にプレ施行されていたようです。(現在もこの入所要件は変わっていません。)
つまり『要介護2』の義父はまだエントリーさえしてもらえないってこと。
ガックリが二人の顔に現れていたのでしょうか(笑)
「でも皆さん『要介護』がおりると"それっ"て来られる方も多いです。申し込みは要介護1から出来ますよ。状況が変わったら連絡くだされば対処しますので」
と、施設長さん助け舟を出してくれましたが、にわかに暗雲立ち込める施設入所に前途は多難。
思惑どおりに行きそうにない施設見学はまだまだ続きます...。
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