こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴った ブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
【前回】近づく「自己流介護」の限界...高倍率の「特別養護老人ホーム」に申し込みしておくべき?/山田あしゅら
【最初から読む】義両親の様子がおかしい...介護生活がはじまった日/山田あしゅら
在宅介護中はデイサービス、ショートステイの手配、福祉用具の調達などお世話になりっぱなしのケアマネジャーのきーさん。しかし、いざ施設入所となると、意外なほど塩対応でした(笑)
介護者の状況をみて、「そろそろ入所も視野に入れては...?」とアドバイスや相談に乗ってはくれますが、そこから先はあまり深く関わってくれません。
これはきーさんに限らないようで、居宅介護事業所のケアマネジャーは大体こういったスタンスをとる人が多いようです。
在宅の支援が居宅ケアマネの主な業務ですから仕方ないこととは思いますが、老人ホームや特養など、入所を考える場合は家族や本人主導で探さなくてはなりません(選択に困ったら施設検索サイトなどを利用する手もありますけどね...)。
ケアマネを頼れないとなれば
と、言いたいところですが この実子どもが積極的に動くとは思えません(動くのを待ってたらこっちが参っちゃいます)。
2~3カ所電話で確認したところ、いずれの施設も見学は随時受け付けしているとのことでした。
よぉし。ならばあとは実子としお氏(夫)にゆだねよう!
そこで夫が休みの土曜日に日程を合わせ、施設見学を決めました。
土曜日にしたのは義父母が2人ともデイサービスで不在という理由もあります。
本人同行で見学するのが筋でしょうが、ショートステイの利用すら難しい義父のことです。
特養入所の話などちょっとでも口にしようものなら衝突は必至。
いずれは真っ向から向き合わねばならない時が来るでしょうが、ひとまず秘密裏に計画を進めていくことにしました。
そしていよいよ決戦(?)の土曜日!
2人をデイサービスへ送りだした後、まず向かったのは家から車で30分ほどのところにある 特別養護老人ホーム『にこにこ園』。
建ったばかりのこの施設はどこもかしこもピカピカで敷地も広く実に立派な佇まいでした。
玄関フロアで受付を済ませると
施設長さんが案内してくれることになりました。
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