「大学出た奴ほど使えない」夫と教育の価値観が合わず結婚を後悔

「大学出た奴ほど使えない」夫と教育の価値観が合わず結婚を後悔 4.jpg

ペンネーム:Fish
性別:女
年齢:45
プロフィール:子供が2人いる45歳。教育費をめぐる夫との経済観念の違いを感じる日々です。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

結婚する条件として「育った環境が似ている人」「経済観念が合う人」が大事という話がありますが、それは本当だなと最近よく思います。

我が家は共働きでどちらも正規雇用で働いているため、世帯収入的には多くないとしても普通だと思います。現在、家のローンと生活費を主人が払い、子供たちの教育費や光熱費を私が払っている状態です。大体2万円程主人が多く出していますが、家の事を全くやらない人なので、正直私の負担の方が大きいと感じます。イクメンとかと騒がれる世の中ですが、まだまだ妻の負担が大きい家庭の方が多いのかもしれません。

経済的に夫にもうちょっと頼れれば、家事負担は仕方がないことと自分に言い聞かせることもできるのですが、今の状況だと嫌になることもしばしばです。

今はこのような生活でなんとか回っていますが、子供たちが大きくなるにつれてかかるお金も大きくなってきました。その辺を話し合おうとすると、お互いの考え方が大きく違いぶつかります。

主人の両親が言うには、主人は4人兄弟の末っ子でほったらかしで育ったとのこと。勉強をしなかったようで、高校は定時制に入りました。聞いたところによると、自分でも名前を書けば受かるようなところだったそうです。

そんな主人でも根性と手先の器用さで社員になり、今では会社で書類を書かされることもあります。ただ、漢字の読み書きができないのをよくボヤいています。

子供にはそういう思いをしないように「勉強しろよ」なんて言っているのですが、教育費の話になると一転。高校は県立じゃなきゃ行かせないし、高校卒業したら働けばいい。大学なんて行く必要がないと言い出します。

私は、一人親ながら高校卒業後も進学させてもらっています。進学させてもらったからといって、主人よりいい給料をもらっているわけではありませんが、やはりやりたい事をやらせてもらったという感謝はありますし、会社に入るとやはり学歴社会を感じます。主人にそのことを言っても、大卒がほとんどいない環境なためか、「大学出た奴ほど使えない」という、昭和のおやじのようなセリフを吐いています。

子供たちが、進学はしたくないということならば問題ありませんが、こればっかりは高校生になってみないとわからないと思うのです。なにかやりたいことができた時、全部は無理でも学費の足しになるくらいは貯金していきたいというのが私の考えです。ただ主人はその時になって考えればいいと後回しにします。将来のことを考えるのを後回しにしするのです。後回しにしたからといってもお金がたまるわけではないのに......。

高校の入学でも数十万かかるらしいという話をしたところ、そのために学資保険やってるんだろうと言われました。私としては世の中の大半の人同様、学資保険は高校卒業後のためにはじめたつもりなのですが。

今は、私の方でボーナス等もなるべく手を付けずに子供たちの口座に入れています。ただ、それでも中学・高校になると公立でも小学校よりお金がかかると聞くので、どうやって捻出しようか頭を悩ませます。

この考え方の相違はやはり育った環境に由来するのかとも最近思います。私の実家は教育費に重きを置いていましたが、主人の実家は女は学校出ても仕方がない、嫁に行くために家の手伝いをさせた方がいいという考えなので話し合っても無駄な気がしています。

最近よく、娘たちに結婚するなら育った環境が似ている人がいいよとぼやいてしまいます。

関連記事:ゴミ出しを旦那さんがしてくれない...! とある専業主婦の悩みに賛否の声

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP