子どもの学費が捻出できない!義母のわがままで難航中の介護施設選び

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ペンネーム:フカユキ
性別:女
年齢:50
プロフィール:夫が2年の闘病の末、悪性リンパ腫で亡くなりました。子供2人と要介護2の義母を抱え、入院費や治療費のための借金もあり、お先真っ暗でしたが、なんとか暮らしています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

主人が悪性リンパ腫に罹り51歳で亡くなった2年前、私は48歳でした。2年経って、50歳になった私は、目に見えて弱ってきている要介護2の義母とこのまま一緒に暮らしていけるのか、という不安を覚えていました。

この2年間で、上の子は義務教育を終えて高校生になりました。下の子も1年後は高校生になります。これからお金がかかる時期に差し掛かるので、現状のように働いたり働かなかったりするのではなく、フルタイムで働くようにしなければ、進学資金も教育費も捻出できないという事態におちいるのが目に見えて分かっていました。

そこで義母にうちの台所事情を話すことに。納得してもらうのには時間がかかりましたが、義母がもらっている年金で何とか賄えるサービス付き高齢者向け住宅を探そうという話になりました。


ところが、施設選びは難航しています。義母は、老齢基礎年金と厚生年金と共済年金の3つをもらっているのですが、自分自身のものは老齢基礎年金だけで、あとは義父の遺族年金です。ただこの3つのお陰で、義母の年金は少なくはないのですが、困ったのは義母の浪費癖でした。持っているクレジットカード2枚とも、キャッシング枠いっぱいに借りていて、その返済に月2万円。また、年金を担保に銀行から融資を受けているのですが、そちらが毎月1万円の返済で、毎月計3万円は減っていく計算になります。さらに主治医の先生が遠いのでタクシーを使うため、医療費、薬代、交通費で月に1万円かかっています。なんだかんだで、施設の予算は実際にもらっている額からトータル5万円ぐらい引いて考えなければならず、そうすると世間で考えられているよりも、かなり安い高齢者施設を選ばないとならないという現実も目の前に広がってきました。

まず、特別養護老人ホーム(特養)は介護度2では入れないので、選択肢にも入りません。さらに義母は老人ホームに抵抗感があるらしく、頑なに拒否されました。そこで 値段も折り合いのつくサービス付き高齢者向け住宅が良いかもという話になり、トントン拍子で見学までいきました。

義母は外面が良く、他人の目があると「良い人」を装うので、施設内を見学させてもらっている間は、さも気にいっているかのように振舞っていました。ですが、私もだてに十数年そばにいたわけでないので、義母が「気に入らない」というオーラを出していることは、分かりました。
案の定、家に帰ってきた途端、自分から行くと言い出した施設なのに、「私はあんな所に行くのは嫌」と言われ、しまいには何回か利用しているショートステイに対しても「あんな品のない人たちが大勢いるところは嫌」と言い出す始末。他の施設を見学しにいっても、普段、視力が弱くてよく見えないと言っているわりに、施設の食堂が汚かったとか、お風呂が大浴場で嫌だとか、施設のアラばかりを見つけてくるのでした。

結局のところ、本音は「誰にも文句を言われずに家で過ごしたい」ということらしいのですが、冒頭の事情のとおりそうはいかない現実があります。何度も説得するのですが、感情が昂ぶり興奮している義母は聞く耳を持ってくれないばかりか、大事なこともスコンっと抜けてしまうので、事情をイチから説明しないとならなくなるという堂々巡りを繰り返して、今に至っています。

義母の家にいたいという強い意志を目の当たりにする度に、介護施設に入ってもらうのはまだまだ先になるのだろうか、とため息をつく日々が続いています。早く解決しないと家族全員の死活問題につながるので、いったいどういう方法を取るのがいいのか、日々頭を悩ませています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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