<この体験記を書いた人>
ペンネーム:クロ
性別:女性
年齢:44
プロフィール:上は社会人、下は小学生の5人のママです。子どもたちの成長を見守りながら、悪戦苦闘して頑張っています。
2017年に義父(65歳)が亡くなりました。
私たち家族は遠くに住んでいたのですが、亡くなる前日に行くことができ、夫(38歳)を含めて家族みんなで義父を看取ることができました。
みんながいることに義父は安心したようで、とても穏やかな顔をしていました。
入院していた病院から、義父を一度自宅に戻しました。
常々家に帰りたがっていたので、着いてから見た義父の顔は、病院にいたときよりも少し笑顔のような気がしました。
その後、義妹(35歳)の家族も来て、義父を囲みながらみんなで生前の義父を懐かしみました。
義父を湯灌する場所に移動させる時間になり、出かける用意をしていると、義母(62歳)が「孫たちは騒ぐから、ここに置いてったほうがいい」と言いました。
我が家と義妹の子どもは合わせて6人もいたので、それもそうだなとなりました。
面倒を見るために残る大人の選択肢としては、私か義妹の夫(35歳)のどちらかでした。
すると、義母が相談もなしに、迷うことなく「子どもらは○○ちゃん(私)に任せたらいい」と一方的に言って、義妹の夫は一緒に来るように言ったのです。
女性のほうが子どもの面倒を見るのに慣れているから、私のほうが義妹のところより子どもの人数が多いから、そんな考えがあったのかもしれません。
でも、義母はいつもこうなのです。
相談することなく勝手に決めるのは当たり前で、それに加えて、息子より娘を、私より義妹の夫を何かと優先してきました。
法事で親族が集まるときも、働いている夫の休みが取りやすい日ではなく、働いていない義妹が車に乗って来れるようにと、義妹の夫が休みの曜日に設定します。
義妹は電車で来れるにもかかわらず、義母の中での最優先はいつも義妹です。
夫が休みを取りにくい日だと言っても、絶対に変更してくれないので、会社に頼みこんで有休を取らせてもらったこともありました。
娘がいくつになってもかわいいのは、私も親なので理解できなくはないですが、毎回こうだと本当にしんどいし、嫌になってきます。
このときは夫が「なんで長男の嫁が留守番して、妹の夫を連れて行くんや。おかしいやろ!」と怒ったので、そのときは私も義妹の夫も留守番することになりました。
義母は少し不服そうな顔をして、何も言わずに家を出ていきました。
「どうする?」と一言聞いてくれさえいれば、「私が残ります」と言って何も思わなかったし、揉めることもなかったのに。
義父を亡くした義母の辛さに寄り添いながらも、モヤモヤしてしまいました。
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