小学校にエアコンは不要?51歳がクーラーなし生活を実験してみました

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ペンネーム:kame
性別:女
年齢:51
プロィール:家族との時間をこよなく愛する51歳フリーライターです。日常生活の中のちょっとしたことを中心にご紹介しています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

歴史的な猛暑となったこの夏。痛ましい事故によって幼い子どもの尊い命が絶たれました。

亡くなったのは小学校1年生。その原因は熱中症でした。このようなニュースを見るたびに、悲しさと行き場のない憤り、そして不安を感じます。

実は我が家には同じ環境に置かれた小学校2年生の孫がいます。この子の教室にもクーラーはまだ設置されていません。

子どもにクーラーは贅沢だという意見、予算が取れないという現実、電気代などランニングコストへの懸念など、いろいろ大人の事情は理解しなければいけないとは思います。しかし、「子どもの命」だけにフォーカスをあて、すべての大人が真剣に考えてみてほしいとも願っています。

そのために、私自身がクーラーのない生活を体験してみることに。実験は連日猛暑が報道された2018年7月中旬。たった半日でしたが、その結果をお伝えします。

我が家は低層マンションの最上階。小学校の教室と環境が似ているかもしれません。そして、私の仕事はライターですので、毎日パソコンに向かって仕事をしています。

実験に使用したのはリビング。朝、家族を送り出した後に実験の開始です。
朝8:30過ぎにクーラーをオフにして窓を全開に。すると10分程度でリビングの温度計は33度を指し、「熱中症に注意」アラートが表示されていました。

その後、正午ごろには室温が36度まで上昇。着ている洋服は汗で透けるほどに濡れ、頭はもうろうとし仕事どころではありません。

手の平の汗が気になって、マウスを持つことも、キーボードをたたくことも難しい状況でした。

そのため、パソコン仕事は断念。ノートへの筆記作業にシフトしましたが、やはり仕事は捗りませんでした。

たったの半日ですが、頭が痛くなるなど体調に変調をきたしたため、実験はここまで。現実は想像のはるか上でした。結局、暑さと汗で仕事はほとんどできませんでした。高温と汗がこれほどまでに人間の働きに影響を与えるのだと痛感しました。

実験終了後、すぐにエアコンをつけ、水分&塩分タブレットを補給。そして、万が一に備えて準備しておいたクーラーのかかった涼しい部屋でしばらく体を休めました。

これが、「エアコンのない生活」の真実です。私の年齢が51歳であること、普段エアコンに慣れた体だという条件の違いはありますが、子どもであっても、あるいは若くて健康的な大人の体であっても、「元気に生活できる環境」だと思うことはできませんでした。

私たち大人は、「子どもは元気」だと考えがちです。しかし、それは事実とは反しているようなのです。実際、子どもが風邪を引いた時などに、病院で決まって言われる言葉が「幼い子供はまだまだ弱い。しっかりと健康管理が必要」というもの。子どもの体は小さくて未成熟であることなどが、その理由なのだとか。

小学生の年齢は6歳~12歳。まだまだ幼いと呼べる年齢の子供もいます。あるいは中・高学年であってもまだまだ成長途中の体です。大人が守ってあげなければいけないのです。

新学期が始まる9月はまだまだ残暑が厳しいため「クーラーなしで大丈夫なのだろうか」と、真剣に子どもの命を心配してしまいます。

また、悲しいニュースを聞きませんように、子どもたちが元気に帰ってきますように、「願う以外の方法」を切望するばかりです。

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