マイペースなシニアのスミちゃんと天真爛漫な若者アヤちゃん、黒猫2匹と暮らすフニャコです。
【前回】猫は人を選んで甘える。え? 鳴き声からして違わない?/フニャコ
【最初から読む】日々、猫と人間の知恵比べ!? 2匹の猫の里親になってみて/フニャコ
私にとって猫は生活はまさに家族そのもの、一緒の空間にいるだけで癒され幸せを感じます。
現在一緒に暮らしているスミちゃん、アヤちゃんは頭を悩まされるような行動はそれほどなく、お世話自体苦になることはありません。
しかし猫との生活の中でストレスを感じるのは、猫が嫌がることをしなくてはいけない時です。
一番嫌なのが動物病院への通院です。
健診や予防接種前などは、ひと月前ぐらいから気が重いです。
次いで投薬。
どちらも無事終えるとその後の安心感は格別です。
心からほっとします。
以前も記事にしたことがある投薬についてですが、現在はほぼ失敗なく飲ませられるようになったので現在の我が家の投薬事情を書きたいと思います。
私は薬を飲ませるのが下手で、口に直接入れるのは絶対に無理。
食事に紛れ込ませて飲ませるしか方法はありません。
投薬が必要な期間は毎日焦りでいっぱいでした。
現在投薬は、アヤちゃんが喘息の発作が起こった時に飲ませる錠剤のみです。
一番有効だと思っていたのは投薬補助食品で、錠剤を柔らかな粘土状の補助食品に埋めて食べさせるものです。
しかしドライフード、ウェットフードどちらに入れてもダメでした。
アヤちゃんのウェットフードの食べ方は舐めるように食べるため、食感が違うものが入っていると気になってしまったのかもしれません。
ドライフードに入れたとき、たまたま口に入っても薬の味がしたのかすぐ吐き出してしまいました。
以前は最終的にオブラートやカプセルに入れてドライフードに混ぜることで飲ませることに成功していました。
現在はカプセル一本化です。
もともとどちらかというとウェットよりドライフードが好きなアヤちゃんなので、ドライフードに混ぜています。
オブラートだと包む時に水のつけ具合で思った以上に溶けて薬の味が染み出してしまったり、かと言ってあまり水をつけなければ食べているときに包みが剥がれてしまったり、噛んでいるときに薬の味を感じてしまったりと成功率が下がりました。
今のところほぼ100パーセント成功しているのが一番小さなカプセルに入れ、周りをフリーズドライのささみをまぶす方法です。
薬が入り切らない場合少し大きいカプセル1つにすべて入れる方が向いている子もいるかと思いますが、アヤちゃんの場合バリバリ噛みながら早食いする子なので、大きいカプセルを噛んでしまうより、さっと飲み込める一番小さなカプセルで、薬の量が多くが収まらない場合はカプセルの数を増やしています。
投薬時のドライフードは普段の食事とは別の、嗜好性の高いものを少量だけ。
そしてフリーズドライはドライフード全体にまぶすのではなく、カプセルにだけしっかりまぶしておきます。
食べている最中にカプセルに唾液がついてお皿にくっついてしまいそうになる時があるのでカプセルを口元に寄せながら手伝います。
最後の数粒までカプセルが残った時があり「失敗か...!?」と焦ったこともありましたが、ドライフードを少し追加してどさくさに紛れて食べてもらいました。
飲み込んでくれるまではハラハラしますが、以前ほどの焦りはなく投薬に対するストレスは減りました。
猫ちゃんの食事の好みや方法によって対策は変わってくると思いますが、アヤちゃんタイプの子にはこの方法が有効な場合もあるかと思います。
投薬に頭を悩ませている方はたくさんいらっしゃると思います。
猫ちゃんによってベストな方法は違うので、一部の猫ちゃんにしか有効ではないと思いますが、方法の1つとして役立つと嬉しいです。
投薬嫌いの猫ちゃんが上手く薬を飲んでくれますように。
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