マイペースな女の子、いつの間にかシニアになったスミちゃんと、天真爛漫な憎めない男の子、まだまだ若者のアヤちゃんの2匹の黒猫と暮らすフニャコです。
【前回】先輩猫の影響力たるや! 日に日に行動が似てくる2匹の猫たち/フニャコ
【最初から読む】日々、猫と人間の知恵比べ!? 2匹の猫の里親になってみて/フニャコ
休日でも出かけるより家でゴロゴロするのが好きな私にとって、猫は生活の質を向上してくれる存在です。
やはり家で一緒にいると猫と触れ合いたいわけで...。
スミちゃんはひとりの時間を大切にする子で1階に人がいると2階でのんびりしたいタイプなので、がっつり触れ合うことが出来ません。
猫との関係を良好に保つには基本待ちの姿勢。
スミちゃんが甘えたい気分になるのをこちらは待つしかありません。
甘えスイッチが入ると家族皆にベタベタスリスリしてきます。
(たまにご飯が欲しいだけの時もありますが...)
アヤちゃんも慕っているスミちゃんの真似をしてなのか日中は2階で寝ていることが増えてきました。
でもアヤちゃんは人が何か用事をしていると近くに居て、窓際から外を見ながら私の様子を見ていたり、少し距離が近めです。
ベタベタするわけではないけれど、信頼されていて、これがアヤちゃんの性格、人間に対する距離感なのだと思っていました。
しかし!!
私に対する距離感と娘に対する距離感が違いすぎるのです。
まず、鳴き声からして違う...。
アヤちゃんの鳴き声はお世辞にも綺麗とは言えないダミ声なのですが、娘に対して鳴く時は同じダミ声でも何かが違う。
甘えている声だというのがわかります。
なぜ娘にだけ...?!
一番猫に好かれるであろう食事の準備は必ず私がしているのに...。
新鮮な水を欲しがれば、洗面所に一緒に行き手で水を飲ませ、追いかけっこに誘っているのを察すれば、満足いくまで追いかけ回したり...
この上なくアヤちゃんのお世話をしているにも関わらず。
娘は特別な存在のようです。
スミちゃんと同じく、いつもいつもベッタリというわけではないのですが、夜になると一緒に居たいようで...
娘がお風呂に入ると扉の前で辛そうに鳴き続け、お風呂を出ると娘にぴったり寄り添ってついてまわります。
まとわりつくので蹴りそうになったり気持ちが昂りすぎて娘の足を噛みながら着いていくのでよく怒られてます。
でも大好き。
しっぽが長い猫は擦り寄る時にしっぽも絡めて擦り寄りますが...
短い尻尾のアヤちゃんも短いながらも娘に尻尾をくっつけているのが可愛らしい...。
ゴロゴロと喉を鳴らすのは娘にだけ。
甘えるのは娘にだけ。
私に全く見せない別猫のような姿に少しだけ寂しさもありますが、私はお世話係としてしっかり猫たちの要望に応えて(たまに撫でたり抱っこするのは許してもらって)、娘とアヤちゃんの微笑ましい関係をニヤニヤしながら見守っていきたいです。
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