みなさんこんにちは!ワフウフです。
アルツハイマー型認知症になった母・あーちゃんの介護を姉・なーにゃんと2人でしています。
【前回】暴君父の目を盗み認知症の母を老人ホームへ。事態に気づいた父からはメールの嵐が!/ワフウフ
【最初から読む】貸し金庫の現金が消えた!? 毒親だった母の認知症疑い/ワフウフ
認知症が発覚した当初、母は父・たんたんと自宅で暮らしていました。
しかし、父が認知症になった母に生活費を渡さなくなった上に預金を取り上げようとしたり、お金がかかるからと通院や介護サービスの邪魔をするようになったため、母を父から逃して老人ホームへ入れることにしました。
無事に父の目を盗んでの老人ホームへの引っ越しが終わった日、自分が自宅を出てこれからは老人ホームで暮らすという事があまり理解出来ていない様子だった母。心配しながら老人ホームを後にした姉とワフウフでしたが、翌日老人ホームを訪ねると母は案外落ち着いていて、リラックスしている様子でした。
驚いたのは、それまでウィッグをつけないと外出しないほどウィッグに執着していた母が、引越しの翌日にはあっさりとウィッグを外していた事です。
その言葉で、母が老人ホームが自分の生活する場所であることを早くも受け入れている様子が分かり、胸を撫で下ろしました。
実は、ウィッグについては、外すのを嫌がって入浴を拒否するのではないかと内心心配していたものですから...。
老人ホームに引越しをしてからしばらくは姉と交代でほぼ毎日面会に行きました。
一般的に認知症患者は変化に弱く、本人が安心する慣れた環境で過ごさせてあげるのが一番良いとされるため、老人ホームに引っ越すことで母が混乱することを心配していました。
しかし、母は思っていた以上に早く老人ホームでの生活に順応し、仲良しのお友達もできて楽しく過ごしているようでした。
一番驚いたのが母の顔つきの変化です。
いつも父の言動に悩まされ、眉間をキュッと寄せて険しい顔をしていた母が、とても穏やかな顔つきになったのです。
「やっとたんたんから離れられたわ」と、安心した顔を見せるようになりました。
それでも、会いに行くたびに毎回言われたのは
という不安の言葉です。
長年の父から経済的、精神的なDVを受けて来た母は、離れてもなお父を恐れているようでした。
そして、母の心配通り、長年支配して自分の良いようにしてきた妻に逃げられたままで父が黙っているはずはありませんでした。
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