「昨日、事故で救急車に運ばれて...」高齢の父の事故で気付いた問題/しまえもん

大学生の長女は一人暮らしで、マイペースなだんな、高校生の次女と3人で暮らしているアラフィフしまえもんです。

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車で一時間半ほど離れた私の実家には、80歳を超えた父が1人で暮らしています。

元気で農作業をこなしているのですが高齢なので時々様子を見るため娘を連れて帰っています。

3月に帰った時のこと、実家に着いてくつろいでいると「昨日、事故おこして救急車に乗ったんだよ」と言い出しました。

えっ!? 何、なんで!?

もうびっくりです。

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話を聞くと、父は私たちが来るということでお金をおろしに行った帰り、近所で、曲がろうとして直進してきた車に追突されたそうです。

父の前方不注意です。

乗っていたワゴンはフロントの中央が凹み父はハンドルに胸を強打。

近くにいた方が救急車を呼んでくれて、実家から車で20分くらいの総合病院へ搬送されたそう。

幸いなことに相手の方は大丈夫だったようです。

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そこまで聞いて、入院してなくていいの!?と心配になりましたが、入院を勧められても

「MRI検査をして、骨折も何もなかったから帰るって言って帰ってきた」と...。

入院してなよ~、すぐに何か出ないかもしれないのに。

父曰く、ハンドルに打った胸のとこが少し痛いけど

大丈夫とのこと。

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しかし問題は、電話もくれなかったことです。

その日、私は仕事でしたが、そんなことがあればとんできます。

それを父にいうと、電話番号がわからなかったから誰にも電話できず、家に帰った方がいいからと思いタクシーで帰ってきたとのこと。

せめて同じ町に住んでいて、よく手伝いに来てくれる叔母さんに電話してくれれば私に連絡がくるはずです。

しかし、父は携帯を持っていないし、ふだん叔母さんに電話する時は短縮で電話するので

やっぱり電話番号を覚えていないのです。

これは怖いなと思いました。

家にいればなんとかなりますが、出先で父本人が意識もない状態で倒れた場合、すぐに誰かに連絡することができないのです。

父も怖くなったようで、帰ってきてすぐ私と叔母さんの携帯の電話番号を書いた手帳を免許と一緒の袋に入れたそうです。

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父に、今度は気をつけてねと念押しのように言いましたがこれは自分にも当てはなると思いました。

携帯を持ち歩くようになって私も全然電話番号を覚えなくなったからです。

覚えているのは、うちの番号、実家の番号、だんな実家の番号だけです。

あとは電話で連絡先を見ないとわからないのです。

だんなや次女、長女の携帯の番号も覚えていません。

外で意識を失ったり、携帯が壊れていたり、ロックがかかっていて顔認証で解除できない場合は、誰にも連絡できません。

これを機に、私も身近な人の電話番号を書いたものを財布に入れるようになりました。

こんな事故があると父には免許返納を考えてほしいですが、田舎で買い物に行くには店が遠いし、まだまだ農作業をしている父には収穫物を運ぶため車は必須です。

車がないとリアルに生活できないのです。

私は離れて暮らしているので簡単に止めるようには言えない状態です。

父が運転せずに済むのが、本当は一番安心なのですが。

心配ではありますが、今以上に慎重に運転してもらい、事故を起こさないことを願っています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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しまえもん


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