こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴った ブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
【前回】介護に疲れた私に息抜きさせてよ! 義父母のデイサービス利用日を増やしたい/山田あしゅら
【最初から読む】義両親の様子がおかしい...介護生活がはじまった日/山田あしゅら
この年我が家は各戸持ち回りの『組長』を仰せつかっていたのですが、お陰で町内の催し物にかり出されることもたびたび。
この時も町内会長さんから「日曜日だで出たってくれんか?」と頼まれシブシブ出席したのですが...。
会場に到着して見まわすと60~70代、年配の参加者がほとんどを占めていました。
講演会のテーマは『介護保険のしくみ』。
なるほど近い将来『当事者』となるテーマだけに皆さん一様に真剣な表情です。
演者は市役所の介護福祉課の職員さん。
初心者にも分かり易く説明してくれるのですが、受講者は初めて聞く言葉にやや戸惑い気味の表情です。
と、そこかしこからコショコショとつぶやき声が聞こえてきました。
どれだけかみ砕いて話をしても介護制度自体がややこしいのですから2時間程度の講演で理解せよというのは難しいかも知れません。
私にとっては今までの復習のような内容でしたが、終盤とても大きな収穫があったのです。
わが家は介護保険の住宅改修助成制度を既に利用してスロープや手すりを付けていました。
大変助かりましたが
義父がまだ血気盛んな時に建てた家は介護を続けるにはそれ以外にも不都合な部分が多く、直したい箇所はいたるところにあります。
介護保険の住宅改修だけではとても足りません。
しかし、この助成制度は介護保険とは別口で、わりば市(私たちが住んでいる市。もちろん仮名です)独自のもの。
世帯1回限りですが、20万円まで補助してもらえるというのです。
そしてこの話を聞いた私の頭に浮かんだのは...
さて、何だったでしょう?
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