<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みけ
性別:女
年齢:52
プロフィール:両親と同じ敷地内に住んでいる52歳の自営業。
3年前のこと、家の近所の小学校の前を通りかかりました。
その道は軽自動車同士がすれ違うくらいの幅しかなく、普通車同士がすれ違うときはどちらかが止まって待っているような道です。
私は普段、仕事用の軽バンに乗っており、特に不自由なくその道を通っていました。
でも、その日は様子が違いました。
いつもならガラガラの道なのに、やけに車が多いのです。
「どうしたんだろう? 事故かな?」
ボンヤリ考えているうちに、あと50mで小学校の前というところに差し掛かりました。
「あっ、マズイ!」
独り言を言った瞬間、自分が渋滞にハマったことに気が付きました。
同時に渋滞の理由も理解できました。
雨のためにお迎えにやってきた、保護者の方々の車だったのです。
「やっちまったぁ」
ため息をつきながら、どうしようかと周りをキョロキョロ。
困ったことに道路の両側にズラっと並んでいるので、通り抜けできません。
バックで下がって小道に入ろうとバックミラーを覗くと、タイミング良く? こちらに向かってくる車が見えました。
「(バックするのは)あ~もう間に合わないか」と仕方なくあきらめることに。
あと2分走れば自宅という所で渋滞の餌食に。
それにしても、細い道で道の両側に駐車とは...私の中では常識がないとしか思えません。
敷地の外での出来事なので、学校の責任ではないのかもしれませんが、門の付近に出て児童を送り出している先生方には見えているのです。
学校側も保護者の方々も少し工夫してほしいと怒りを感じました。
そんなことを考えながら待つこと15分。
やっと下校時刻になって児童が門から出てくる姿が見えました。
「これで帰れる!」
ホッとしたのも束の間、今度は保護者による子ども探しがスタートです。
結局、車の流れは良くならず、さらに15分ほど時間がかかってしまったのです。
家にたどり着いたときには何だか損をした気分でした。
その後、近所の人との立ち話の際に、この日の不満を話しました。
すると、ご近所さんも同じ目にあったことがあるようで、ひとしきり盛り上がりました。
ご近所さんは私より10歳ほど年上の女性で、クレーマーではありませんが、お店などでも疑問や苦情をハッキリと言うタイプの方です。
私との話で勢いがついたご近所さんは、早速、学校に苦情を入れました。
苦情のおかげか多少はマシになりましたが、今でも雨の日は両側に車が並んでいます。
日常的に使う道路なのでうっかり入り込んでしまい、その都度イラっとしています。
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