<この体験記を書いた人>
ペンネーム:大家ぽん子
性別:女
年齢:65
プロフィール:主婦です。夫と猫と暮らしています。切って煮るだけの鍋料理は、作る側にとっても最高のごちそうです。
65歳の主婦です。
寒くなると食卓のレパートリーに加わるのは「鍋」。
材料を切って、煮るだけで立派な一食になります。
野菜を切ることすら面倒なときは、カット済み野菜を買ってくればいいですし、豪華にしたいときには牡蠣やハマグリを入れればよい出汁が出て、ただの水炊きがごちそうになりますね。
寒い日にあちち...と言いながら食べる鍋は最高です。
新型コロナウイルスが蔓延する前のことです。
友人宅や親族宅に招かれ、鍋をふるまわれることが度々ありました。
家によって「鍋ルール」はかなり違うのですね。
あるお宅では鍋の締めは餅!
我が家の場合だと水炊きの後におじやを作ったり、寄せ鍋の後にうどんを入れたりすることはありますが、餅を入れるのは初めての体験でした。
鍋の中に泳ぐ半分溶けたような餅...見た目はよろしくありませんでしたが、食べてみると、うま味の濃いお雑煮のようでなかなかおいしかったです。
ある国民的アニメの中でも、静岡県のある地方で鍋の締めに餅を入れて煮るシーンがありました。
鍋の後に餅を入れるのは割と一般的なのでしょうか?
一番驚いたのは、とあるお宅でのすき焼きの締め。
なんとご飯をいれておじやにするのです。
しかも、そのお宅では各々の取り皿に入った卵を、家族みんなで鍋に戻して半熟にするのです。
「エーッ! 戻しちゃうんだ!」心の中で叫び、そのときはお腹いっぱいだからとおじやは断りました。
食べるのに躊躇してしまいましたが、タレが良く染みたごはんに半熟の卵がふんわり混ざっておいしそうでした。
ちなみに、我が家の鍋ルールでは、味の濃いすき焼きの締めはうどん一択です。
あらかじめ湯がいておいたうどんを残ったタレに入れ、味をさっと絡めたらすぐに食べます。
煮込むとタレがドロッとなるのがどうしても気になってしまうので、この方法が最高においしいと思っています。
コロナが流行ってからは家に招かれることも、他のお宅の味をいただくこともなくなりました。
鍋が恋しくなり、家族それぞれに一人鍋を買って何度か鍋料理を作ってもみましたが、やはり大きな土鍋にどーんとたっぷり作って、好きな具材を選んで食べるのが美味しい気がしてしまうのですよね。
家族の食卓でもちょっと鍋が敬遠される、いわば「鍋の暗黒時代」でしたが、コロナが収束したら鍋も復活していいかな? 締めにはもちを入れてみようかな? などと考えています。
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