跡取り娘だったのに...。嫁に出ることに実家の父が反対しなかったわけ/しまえもん

大学生の長女は一人暮らしで、マイペースなだんな、高校生の次女と3人で暮らしているアラフィフしまえもんです。

【前回】実家の父から届く荷物に困惑。一人暮らしの孫に、何も言わずそんなに大量に送っても...!

【最初から読む】甘え上手下手も愛おしい!我が家の癒し担当2匹/しまえもん

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私の実家は農家で、父と母が苦労して土地を買って畑を広げてきました。

私は長女で、あとは妹だけです。

田舎なので、小さい時から跡取りだからと言われてきました。

畑を広げたのも将来は私に継がせるからと頑張ったようです。

跡取りと言われるのはあまり好きではありませんでしたが、何も考えていなかったし、休日になると農作業は手伝ってきたので仕事自体は出来ると思っていました。

でも将来家に入って農作業だけで生きていくとは思えませんでした。

両親としては商業系の高校へ行かせ、結婚前はちょっと勤めてお婿さんを迎えられればと考えていたと思います。

家計的に高校より先の進学は難しいと私も漠然と思っていたのに、高校は中堅どころの進学校へ進みました。

今から30数年前のことです。

3年生になるまで、高校を卒業したら就職のような気がしていたのに、ある日進路指導室で何気なく見たパンフレットで180度変わりました。87-3.png

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そのパンフレットは新聞奨学生についてのものでした。

新聞社の奨学金制度で新聞配達業務をすることで、学費の全額、もしくは一部をを支払ってもらえ、全額免除の場合、学校を卒業した後も返済しなくていいのです。

販売所にもよりますが、寮もしくはアパートを用意してもらい、多少の給料も出るようでした。

もともと早起きも苦ではないので、これなら実家に迷惑にならずに学校へ進めるかもと思いました。

ただ卒業後に全額免除になる学校は限られていました。

私は絵を描くことが好きだったのでその中から試験を受けにいくことなく書類のみで入れるデザイン系の専門学校を選びました。

そしてその学校は遠く、家から離れることになります。

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今まで考えてこなかったことで、多分父にも母にも寝耳に水だったと思います。

2人とも反対しましたが、お金はかからないからとなんとか説得し、進学することができました。

そして、色々ありましたが2年間新聞配達をしながら無事卒業、就職し、数年後に実家に戻りました。

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そして、結婚。

結局婿は迎えず、私が家を出ることになりましたが絶対に反対すると思った父が拍子抜けするくらいあっさりとOKしてくれました。

その答えを知ったのは、子どもが生まれてからでした。

実家で夕食の時に、父が

「俺は、専門学校も反対していて、お金を全然出さなかった。それでもお前は行くっていうから、途中で音を上げて戻ってくると思った。でも、お前は最後まで自分の力で卒業した。
そんな奴には勝てないって思ったから結婚も反対しなかった。反対したら、お前のことだから縁を切って、孫も見せにこなくなると思ったから。そんなの嫌だから...」

やっぱり父です。

私の性格を見越していました。

子どもの頃はただ怖くて我の強い人だと感じていたのにもっと柔軟にものをみているんだと思い直し自分もそうなりたいと思いました。

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ただそのあと、実家に帰るたびにその話を聞かされ若干耳タコ状態です。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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しまえもん


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