こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴った ブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
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次男の結婚式もあと数日。
家中ソワソワした雰囲気になってきました。
義母はともかく
盛り上がる家族の中、どうしても取り残されがちになる義父です。
果たして当人はどう思っているのか?
少々気になったので
と声を掛けてみました。
すると...
はは。そう言えば先日もこんな事がありましたっけ
自分が『立っている』のに精いっぱいの義父。
それ以外のことに気を向ける余裕がないということでしょうか?
まぁここは「やっぱり結婚式に出たい!」と今更ゴネることのない義父に感謝... ということにいたしましょう。
さて、問題のショートステイに持参する薬ですが、義母については
随分前から私が管理していたので割とスムーズに準備出来ていました。
しかし、義父に関しては未だ本人に丸投げ状態。
義父に処方されている薬はうつ病関連+睡眠薬+難病関連+血圧関連と 診療科目も多岐にわたり、服用も朝食後・夕食後・就寝前と実にややこしいのですが、元々几帳面な義父が手出しさせないのをいいことに私としても関わりたくないのが正直な気持ちだったのです。
ただ、ショートステイを利用するとなると 服薬内容や、それをどの時間に飲むかなど事細かな準備をする必要があるのです。
それらは義父にとって難しい作業でした。
そこで代わりに私が義父から聞き取りし、準備することになりました。
随分長い間通院には付き添ってはいたもののこの機に初めて義父の薬と向き合った感じです。
ショートステイの利用予定は結婚式当日をはさんで土、日、月の3泊4日。
その間服用する薬を所定の書類に全て記入し、これまた所定の袋に日数分の薬を朝食前、夕食前、就寝前と分けて詰めていく作業はなかなか煩雑でした。
そんなこんなで楽しみいっぱいの結婚式に弾む心を抑えつつ、綿密に進めたショートステイ準備...のつもりでしたが、この『お薬』が後に大慌ての原因となるのでありました。
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